コーチ石川の感動日記

101.クライアント獲得法

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 ここ数年、北海道内でもコーチングを学ぶ人が格段に増えました。北海道に浅い私がこれまで知らなかっただけなのかもしれませんが、「コーチになりたい」という方、「コーチ」と名乗る方も最近周りに多いような気がします。コーチングが確実に浸透していることはなんとも喜ばしいことです。

 コーチ業を開業したての頃、一緒にコーチングを学んだ仲間たちと私もよく「どうしたらクライアントが獲得できるのか」というテーマでコーチングをし合いました。
・「コーチ」という名刺を作って配る
・コーチングのことを書いたパンフレットを作って配る
・キーパーソンに声をかけ、紹介を依頼する
・コーチングセミナーをやってクライアントを募集する などなど
定番で思いつく方法はこのあたりです。このへんでだいたい皆、行き詰まります。
で、いつも私は思っていました。
“名刺やチラシを見てコーチング受けたいと人は本当に思うのだろうか?”。

 先日、私のクライアントさんがこんな話をしてくれました。
「日常会話がすでにコーチングじゃないとダメだと思うんですよ。この人にコーチしてもらいたいとまず思わせないと。チラシ見てコーチング受けたいとは思わないですよね」
なるほど!おっしゃる通り!!
 
 ちなみにこのクライアントさんは、本業はコーチではありません。コーチングを学んではいらっしゃいますが、コーチの認定資格などはお持ちではありません。チラシなどもお持ちではありません。しかし、向こうから「コーチングしてもらえませんか?」と声がかかります。

 コーチになりたい皆さん!(すみません。私自身への問いかけでもあります)
・自分がコーチングを受けて、成果を出していらっしゃいますか?
・自分の夢に向かってチャレンジし続けていらっしゃいますか?
・「この人に話を聴いてもらったら成功しそう!」と思わせる存在ですか?
・「この人と話をしたい。話すと元気になれる」と思わせる存在ですか?

 最近、読んだ本の中で、私にとって大ヒットした言葉があります。
『「何をやるか」ということだけに集中しても成功は手に入らない。学びながら自分を“成功するのにふさわしい人間”にまで高めた時に成功は手に入るんだ。
“成功とは成功する自分になること”』
おお~!しびれました!!

 「コーチングはやり方ではない。あり方だ」と言った師匠の言葉ともリンクしました。

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