コーチ石川の感動日記

158.勝手に気づき学ぶ存在

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札幌:街中で栗が・・・

 今年2月から毎月、試行錯誤しながら進めている「石川塾」ですが、早いもので今月8回目を迎えました。「石川塾」を通して私が学んだことは、「人は勝手に気づき、勝手に学ぶ」ということです。

 今回9月講座のテーマは「自分の枠を探る」。例えば、「時間をかけないといい仕事ができない」とか、「仕事はつらいものだ」とかいう枠、皆さんにもありませんか?その枠があるうちは、どんなにコーチングで方法論を対話しても、相手の前進を生まないのです。自分で勝手に作っている枠に気づいて、枠から抜け出すことで、方法を変えなくても結果が出たりします。今月はそんな自分の枠を各々に見ていただくために、「講座はこう進めなければならない」という自分の枠を私もはずしてみました。

 「これから50分間、グループの皆さんで時間を好きに使ってきてください。この部屋の外に出かけていってもいいですよ。50分たったら戻ってきてください。どんな体験があって、どんな気づきがあったか、後で教えてください。それでは行ってらっしゃい!!」
受講料をいただいているのに、皆さんにお任せしちゃう。こんな講座でしたが、私が一方的にしゃべる以上に、今月も深い気づきに満ちた講座でした。

 参加者のお一人から翌朝、あらためて、下記のようなご報告をいただきました。ご快諾いただきましたので、ご紹介いたします。本当にありがとうございます。
 
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昨日、意識した枠はずしは・・・
その①階段の隅で
その②スタンディング
その③いつもの「今月の前進」について一人ずつ話した後、話してまた思い出したことや、他の人の話で触発されてまた話したいことを「2周目」で言い合いました。

スタンディングは、座っているより話しやすかったし、質問もしやすかったです。枠がないとノビノビできるというかワクワクしますね!

「前進」というと大それた出来事のようなイメージですが
自分も含め、グループの前進の話は、日々に流されるような健康や早起きや日々の心構え?の改善などが多く、日常の変化が一番うれしいものなのかなぁと思いました。
それから皆さんの前進を聞いていると「枠」はまったく感じず、「枠なんてどうでもいいじゃん」と思いました(笑)

コーチがおっしゃっていた
「悪い結果を決めた枠」、
枠だけじゃなく普段も「悪い結果を決めた会話」をしている気がします。
それは本当?何をもってそう思うの?その基準は?
と都度自分に聞いてみようと思います。
どうせなら枠をワクワクすることに使いたいですね!

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 このグループは50分間、階段の隅で、立ったまま意見交換をなさっていたようです。そんな体験の中で、私が今回の講座でお伝えしたかったことをちゃんとご自身で気づいていらっしゃる!!
人って本当にスゴいです。「勝手に気づき、勝手に学ぶ存在」です。私がしたことはそれを信じて任せてしまうことだけ、でした。

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