コーチ石川の感動日記

229.コーチングは「生きる力」

新型コロナウイルス感染症に罹患された方がた、
感染拡大による影響を受けられている皆様に、
心よりお見舞い申しあげます。
    
3月には見通しがつくのではないかと、私も、
当初は、のん気に思っていました。ところが、
思いのほか、長引く自粛生活に、まさに、
予測不能なことに立ち向かっていかなくては
ならない時代がやってきたのだ!と実感する
この頃です。 
  
この数ヶ月で、私の生活も一変しました。
日頃は、全国各地、時々、海外をバタバタと
駆け回り、多くの方がたとお会いするのが
私の日常でした。
最近は、札幌の自宅にこもり、パソコンの
画面越しに、全国の皆さんとお会いしながら、
研修、講座、グループコーチングを行う毎日を
送っています。
  
対面でお会いできる人は誰もいない日々の中で、
こうして、パソコンを開けば、
全国の方と瞬時にお会いできるなんて、
まるで「どこでもドア」のよう!と感動します。
文明とはすばらしいです。
   
そして、こうした非常時において、
様々な方とコミュニケーションをとっていると、
コーチングに触れ続けている人と
そうでない人が発する言葉の違い
顕著に感じずにはいられません。
  
「どうしてこんな目にあわないと
いけないんだろう?」
「この状況でどうすればいいの?」
「どうして何もしてくれないの?」
  
これらは「今、起きている問題は、
環境や他者のせいであって、
自分はその被害者である」
という意識から発せられる言葉です。
コーチングに触れ続けている人は、
こういうことをほとんどおっしゃいません。
  
「今、自分にできることは何だろう?」
「他にどんな方法が考えられるだろう?」
「この状況を活かすとしたら、
何ができるだろう?」 
  
すべては自分しだいというところに
立っている人たちが発する言葉は、
実に穏やかで清々しいです。
  
私自身も、この数ヶ月間、有り難いことに、
不安や焦り、イライラを感じることなく、
心穏やかに、身体はむしろいっそう健康的に
過ごせているのは、コーチングのおかげだ!
とあらためて感じることができました。
  
先が見えない、過去の答えが通用しない、
この不安定な時代において、
コーチングは生きる力の一つだと確信します。
これからも、もっと広く深くコーチングを
お伝えしていくことで、
困難に出合っても挫けない人、
自分の力で答えを見つけていける
増やしていけたらと思っているところです。
   
罹患された方がたの一日も早いご回復と、
皆様のご安全を心からお祈りいたします。

     

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