コーチ石川の感動日記

49.区別することは大事

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 先日、掲載しました『「反応」ではなく「対応」』について、レスポンスをいただきました。何よりの承認と嬉しく拝見しました。H社長の感性はなかなか鋭い!といつも敬服いたします。今回も、“なるほど!”額をポン!と打って共感しました。ご許可をいただき、掲載します。

 コーチングのスキルの1つでもある「区別する」ということができれば、世の中、けっこうすっきりするような気がしますね~。ところで、紅白、本当に出場されるのかも。。。
 
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【H社長からのメール】
それはさておき、、、
感動日記にありました「反応」と「対応」、とても考えさせられました。
最近、当社の社内コミュニケーションの悪化が気になっていて問題視していたのですが原因がわからず困っていました。
今回の感動日記を読んで原因のひとつがわかったような気がします。部下が言ってくることに対して妙に「マジ」に「反応」していた自分がいたことに気付きました。
他の役員や部門長の中にも見受けられました。いやあ、反省しました。
調度、今週末に役員会がありますので早速、白井ヘッドコーチのお話とともに「反応」と「対応」の話をしようと思います。使わせてもらっていいですよね。

著作権にふれてしまうことをお許し下さいね。
(どこかのアイドルのように私も紅白は辞退しますので)

【石川からの返信】
どうぞどうぞ、お話のネタとしてしゃべっていただく分には何の著作権もありませんので。
紅白も出てください(?)。

【H社長からの返信】
先週、私用許可を頂きました「反応」と「対応」使わせていただきました。
ありがとうございました(予定通り紅白にも出場します)
ある役員は早速、部内のミーティング時に伝達講習?したそうです。
実は私、このような二つの言葉の対比の話が好きで(笑)
今までもいくつか役員会や部門長に話してきたのですが、例えば

「信頼」と「信用」
出来る部下を100%信頼して仕事を任せるのはいい、
ただ彼を100%信用してはいけない。
我も人の子、彼も人の子、上に立つものは自分が信頼する彼が「絶対にミスをしない」とか「悩まずに仕事を進めている」とか信用しきってはいけない。
常に仕事を任せた部下に目配りし、その仕事に気配りするのが我々、上に立つ者の仕事であり、またそれを部下を持つ部門長に教えていかなければ、、、

「説得」と「納得」
あることをやってもらうのに部下を説得をする。部下は多少「嫌だな」と思っても「会社の決めたことだからな」とか「部長が言ってるんだからな」と仕方なくやってくれる。でもこれは部下が納得してとった行動ではないはず。
我々は出来るだけ部下が納得するように「どうしてこうなったか」「どうしてこうしてほしいか」ということを時間がかかっても話をすべき。こうすることの積み重ねによって会社として方向性や考え方のベクトルが合ってくるのでは、、、

なあ~んてね(^^;
その第三弾の「反応」と「対応」もおかげさまで大好評でした。
かつ「うちの社長はこの手の話が好きだな」って思われたことでしょう(笑)

次回は「厳しい」と「きつい」編
部下指導については「厳しい」人はいると思います。
ただ良く観ると特定の人(相性の悪い人?)に対しては接し方や指導が「きつい」人が見受けられます。自分も含めてこんなことって結構ありますよね、反省、反省。

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