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コーチ石川の感動日記

21.味方としてそばにいること

カテゴリー:日時:2004年06月27日(日)


本州の皆さん、ごめんなさい:札幌は快適な6月


 “コーチはクライアントと共にいる”、“いつもそばに寄り添う”ことが大事だと言われます。コーチング・スキルや経験では、もっとベテランのコーチにかなわなくても、“ここだけはどんなコーチにも負けないでいたい” そんな想いでクライアントさんと向き合っているつもりです。


 クライアントさんの一人、看護師のKさんがこんなメールを送ってくださいました。深い感動で、私はメールを読みながら泣いてしまいました。私は、本当にKさんほどの想いで日々クライアントの皆さんと向き合っているのだろうか、どこかでかっこつけたり、遠慮したりしているところがないだろうか、そんな想いがこみあげてきました。
(Kさんのご許可をいただいて掲載します)

 

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 私の最近、最もうれしかった事を聞いてください。50代男性、致死的不整脈でICD(植え込み型除細動器)を入れた患者様。ICDは、不整脈が起きた時に電気ショックが加わります。階段を後ろからつきとばされるような衝撃と言われ、その作動の恐怖にPTSDになる方や自殺する方もいるほどの衝撃だそうです。


 その患者様は、過去に2回の連続作動で入院されました。3回目の入院で、空床がないため前回とは違う病棟に入院となりました。3回目の入院では、前回とは異なり安静にするだけでは、不整脈は落ち着かず、ベッドに横たわっている時にも作動するほどでした。入院した事を知り、私は彼に会いにいきました。


 いつも、強気の彼が私に「いや~・・・今回はまいったよ。こうやって寝ていても作動するんだ。さすがに僕も死にたくなったよ。君に会いにいきたくても、こんなんでいけないんだよ・・・。悪いな~、いつも心配かけて」 初めて、彼の弱音を聞いて私のほうが泣きたくなりました。励ましてあげるどころか、しばし沈黙してしまいました。しばし、沈黙の時間を共にし「内服薬を調節して安定すれば、帰れますよ。焦らずいきましょう・・・」と言うのがやっとでした。


 その後、1週間ほどして、彼が私の病棟に来て「彼女(私の名前は覚えていません)、いるかい?明日、帰れる事になったから」と報告にきてくれました。その日、私が休みであることをスタッフが伝えると彼はカタカナで書いたメモ(ラブレターですよっ!)をおいていってくれました。「アシタ、タイインシマス。シゴトガンバッテクダサイ」 涙が出そうになりました。私が元気づけられてどうするんだぁ~?と思いつつ患者様に感謝の気持ちで胸いっぱいになりました。当然、私の宝物です。本当に私って、めでたく幸せ者と実感しました。私の選んだ仕事は間違いじゃなかった。と自我自賛・・・。まだまだ、可能性をひめていると思います。ブイブイ言わせますよ~ッ。


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 名前も知らないのに、この患者様がKさんを信頼されたのは、Kさんの「自分の担当する患者様が大好きでした。みんなが“嫌い~”とか“感じ悪い~”と言う患者様でも、私は『彼らの味方は私!』と自信を持っていました」という想いが患者様に通じたのだと思います。


 ただ、相手の気持ちに寄り添う、味方としてそばにいる、そのことの大切さをあらためて教えていただきました。そして、Kさんが感じられたのと全く同じ気持ちを私自身も感じたのでした。


 “私が元気づけられてどうするんだぁ~?と思いつつ、いつもクライアントの皆さんに力づけられている私は、本当に幸せ者と実感しました。皆さんに心から感謝です。私の選んだ仕事は間違いじゃなかった。これからもガンガンいきますよ~ッ!”

20.師匠の予言

カテゴリー:日時:2004年06月21日(月)


笑いの絶えないパネル・ディスカッションでした


 そう言えば、初めてPHPに本間正人コーチをお招きした時も・・・、講演会が無事スタートしたかと思った矢先、受講者の皆さんが会場から一斉に出て行ってしまう、という事件が起きました。当時、事務局だった私は、何が起こったのかわからず、ただただ呆然としていました。


 まさか、札幌グランドホテルでも同じことが起こるとは! 「コーチング・カンファレンス」の会場が、始まってすぐ空っぽになってしまいました。本間コーチお得意の『ブラインド・ウォーク』という演習が始まったのです。参加者同士がペアを組んで、いきなり屋外に出かけていきます。一方は目を閉じて、一方が誘導します。見えない人にとっては、誘導者とのコミュニケーションと自分の聴覚(嗅覚・触覚も?)だけが頼りです。この体験から「コーチの存在とは」を解き明かしていかれるのですが、実際に、体験した後では、非常に深く「コーチの役割・重要性」がお腹に落ちていきます。


 「本間節」はこの日も絶好調! パネル・ディスカッションでは、思いがけず、皆さんの前で、本間コーチのコーチングを受けることになってしまった私です。またまた、大きなコミットをしてしまいました。パネリストの青木さんの「こちらが相手のことを好きになって、信じて話を聴けば、相手は必ず変わります」との力強い断言、藤井さんの「コーチングはいいよ」と自ら職場内で言い続けることで浸透を図っていらっしゃるお話、どれも私に勇気を与えてくださるものでした。ご出演いただき、本当にありがとうございました。


 カンファレンス終了後、次の会場に本間コーチをお連れする道すがら、私がパネル・ディスカッションの中で話した目標について、本間コーチはとても真剣な声でこうおっしゃいました。「北海道を代表する100社をクライアントにするのって、すぐできる話だよね。例えば、・・・」。そのお声は、2年前の7月、転居してきたばかりで、パーソナル・コーチングのクライアントが一人もいなかった私に対して、「そのうちクライアント30人ぐらいとってさ、・・・あながち夢のような話じゃないよね」と言ってくださった時と全く同じ響きでした。


 あの時の師匠の予言通りになって、こうして、ご一緒できたこの日は、私にとって非常に感慨深い1日だったのです。次の2年後は・・・? また師匠の予言通りになっていることでしょう。


 コーチの言葉は、いつも私の背中を強く押し続けています。「スキル」以上に、その人を前に向かわせるものは、コーチのプレーヤーに対する“ゆるがない信頼”。

にぎやかなごやかに演習中~ 師匠と2ショット コーチングを語る幸せ・・・

19.月にも行ける!かも

カテゴリー:日時:2004年06月17日(木)


初夏の北大農場:市内の真中とは思えない風景~


 コーチング・セッションをすればするほど、私は気張らなくなりました。コーチを始めたばかりの頃は、1回1回のセッションにものすごく気負いがありました。“かっこいい質問をしなくちゃ”、“レーザーのように鋭い質問で相手の目からウロコを落とさなくちゃ” 肩に力が入ったコーチングだったと思います。


 Yさんとの面談コーチングでの出来事です。Yさんは、売上拡大のために新聞広告を打つことを思いつかれました。広告料もかかるわけですから、なんとか効果の高い広告を打ちたい、そのためにはどんな文言の広告を作ったらよいのか、それがYさんの目下のテーマでした。


Yさん:「どんな文章にしたらいいか、悩むところなんだよね~」
石川 :「その広告は、どんな人に見てほしいんですか?」
Yさん:「う~ん、、、やっぱり、商品のことをあんまり知らないで損をしている人たち。やっぱり   『主婦』かなあ~」
石川 :「その広告を読んだ人に、どんな気持ちになってもらえたら成功ですか?」
Yさん:「『よく知らなかったけど、けっこう損してるかも。ちょっと考え直した方がいいかな。とりあえず、相談してみようかな』って感じかな」
石川 :「広告を見た後、その人たちにはどんな行動を起こしてもらえたらいいんですか?」
Yさん:「う~ん、『なんだかよくわからないけど、ここに電話してみようかな』 まずは、そう思ってもらえたらいいかなぁ」
石川 :「じゃぁ、『いかに電話をかけてもらうかプロジェクト』ですね?」
Yさん:「そう。何て書いてあったら、『とりあえずちょっと電話してみようかな』と思うか、なんだよなぁ・・・」
石川 :「例えば、ですけど、、、電話したら、必ずその日の運勢を無料で教えてくれるとか?」
Yさん:「うーん、なるほど。そういうのもあるよね・・・」
石川 :「どうしたら、広告を見た人が電話をかけたくなるか、その方法を考えてみましょうよ」
Yさん:「電話をかけたくなると言ったら、主婦の皆さんにとっては、やっぱり、かけたら『お得』というものがないとね~。・・・そうかぁ、例えば、、、(※この間は、Yさんの企業秘密なので省略します。お許しを)
・・・なるほどね。自分は、ずーっと『どんな文章にするか』で行き詰まってたけど、よく考えたら、文章以外のやり方で引き付ける方法もあるんだよなあ。・・・コーチングっておもしろいねぇ。自分の中からこんな答えが出てくるとは思ってなかったよ。なるほどね~、感動した!」
石川 :「私も感動しました! Yさんは、本当にアイデア豊富ですね~。おもしろいものが出てきましたね。これから、いろいろ試せそうですね」
Yさん:「うん、なんか、わくわくしてきた。コーチングって、人を天才にするもんだね。なんだか、月にも行ける気分になってきた!」


  “答えは相手の中にある”を実感させていただけた瞬間です。Yさんの常識にとらわれない柔軟な発想、「できる方法はないか?」という場所からの前向きな発想に大拍手でした。“答えは相手の中にある”を実感できると、コーチングはどんどん気張らないものになっていくようです。そして、「月に行ける」と思った人だけが、“月に行く方法”を発想できるのです。

18.“楽しんで”やる

カテゴリー:日時:2004年06月13日(日)


いただいた花束:感激と共に写真にして保存します


 札幌の初夏には、『YOSAKOIソーラン祭』というイベントがあります。文字通り、高知の“よさこい踊り”と北海道の“ソーラン節”を組み合わせたイベントで、大通公園など市内のド真ん中で、各出場チームがエネルギッシュな踊りを披露します。ルールは、鳴子を手に、ソーラン節のフレーズを取り入れたオリジナル曲に合わせて、オリジナル・コスチュームで踊ればよいようです。


 2年前のこの時期、会社を退職し、札幌に引越したばかりの私のスケジュール帳は、真っ白でした。気の向くままに、自転車を転がして、札幌市内を散策していた頃です。大通公園で、『YOSAKOIソーラン祭』に遭遇しました。とにかく目を奪われました。自転車を脇において、しばし鑑賞。衣装の奇抜さ、ユニークさはもちろん、鳴子を鳴らしながらのエネルギッシュなパフォーマンスにすっかり魅せられました。


 何と言っても、踊り手みんなが、とにかく一生懸命。そして、心から楽しそうに踊っているんです。“このチームの踊りが終わったら帰ろう”と思って観ているのですが、終わると次のチームも観たくなります。何と言うのか、、、一人残らず、全力を尽くしている、その一瞬一瞬に賭けている、そんな姿に目が離せなくなったのです。


 今日、今年の『YOSAKOIソーラン祭』の最終日、私は大通公園の近くでセミナーを担当していました。今日のご参加者は、カウンセラーや学校の先生といった、いわば「人を育てる、サポートするプロ」の皆さんでした。きっと、私は“釈迦に説法”のようなお話もしていたと思います。しかし、先生がたは「そんなこと知ってる」という態度はおくびにも出さず、終始、演習・ロールプレイングにも心から楽しんで真剣に取り組んでくださいました。その姿に私は心が熱くなりました。セミナーの最後には、花束贈呈までしてくださり、感激で涙が出そうでした。


 今週、札幌にお迎えする本間正人コーチは、こうおっしゃいました。「コーチとして大切なことは、今、どれだけここにいられるか。ありとあらゆる瞬間、一瞬一瞬にどれだけ全力投球していられるか、ということです」。今日ご参加いただいた皆様は“コーチ”でした。


 “楽しんで”やる姿は、とても美しくエネルギッシュで人の心を引きつけるようです。

17.「立場をとる」ことの美しさ

カテゴリー:日時:2004年06月10日(木)

 ここ数週間、とても忙しいながらも、“やりたいことをやる自分”でいたいと思いまして、目の下にクマを作りながら、ナイター観戦、コンサート、尊敬する岸英光コーチのおっかけ(=講演会のはしご)、「人体の不思議展」といろいろ行ってきました。“やればできる!”そんな充実感も味わっています。


 久しぶりにクラシックのコンサートに行きました。札幌交響楽団、指揮は若干34歳の女流指揮者、西本智実さんです。私は、以前からどうしても彼女の指揮を生で見たいと思っていました。31歳の若さで、ロシア・ボリショイ交響楽団“ミレニウム”主席指揮者に就任。女性で東洋人というハンディを乗り越えて、自分の夢を叶えた人です。


 世界の約500人のプロ指揮者の内、女性はわずか10名程度(注:2年ぐらい古いデータかもしれません)。彼女は、小学生の時から「指揮者になりたい」と思い始めたそうです。が、周囲の反応は「女性は無理!」。そりゃぁ、そうでしょう。常識的に考えたら。でも、西本智実さんはスゴイのです。「“無理”と言われれば言われるほど、“自分はなりたい”という意識が強くなった。“なりたい”という想いしかなかった」 この鋼鉄のような信念。すばらしいです。


 クラシック音楽の世界は、非常に伝統的で保守的なところと言われます。そこで、異例尽くしのうら若き女性が実績を作っていくことは並大抵のことではないはずです。そんな西本さんの挑戦に想いを馳せながら、ステージ上の凛とした姿を間近に見たとき、私は、思いがけず、泣けてしまいました。自分でも“おい、どうしたんだ?”とびっくりするぐらい、ダァ~ッと涙が流れていました。しばらく、鼻水をすすりながら聴いていました。隣に座っていた人は、きっと「何事か?!」と思ったことでしょう。


 どんなにハンディがあっても、バッシングがあっても、「やる」と決めて、ステージに立って自分を表現する潔さ、美しさ。私よりも年下の西本さんが、ハードルを乗り越えながら挑戦し続ける姿には鮮烈な迫力がありました。「立場をとる」ことの強さと美しさを見せていただけました。


 今週も、何度か50代男性管理職、経営者の皆様の前に立たせていただいています。時に、怖じ気づきそうになる私は、西本さんが振ったチャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」を頭の中で響かせながら演台に向かいます。


 私はコーチ。“コーチは常にチャレンジする”
 ・・・でしたよね?

16.ただ聴けばいい

カテゴリー:日時:2004年06月07日(月)


燃えるようなツツジ


 この週末、ある企業様のコーチング研修にうかがったときの出来事でした。コーチ役Kさんとクライアント役Mさんのロールプレイングの様子に、私はオブザーバー役のTさんと二人、じっと耳を傾けていました。どうやら、KさんにとってMさんは、役職も年齢も上の相手で、どうも自分がMさんのコーチ役を務めるのは「甚だ僭越」、そんな気持ちでいるようでした。

Mさん:「そうだな、うちの部門は、仕事の仕方をもっと変えていかないとダメだと思うんだ。このままでは下も育たないし、皆、ただ忙しいだけだ、それに・・・・」


 職場の問題点について、Mさんが「立て板に水」の如く、延々と語り始めました。ものすごい勢いでしゃべっています。Kさんは、この間、表情ひとつ変えず、「はぁ」「ええ」「はい」を繰り返しているだけです。2分ぐらいたった頃に、Mさんが、「あ、オレばっかりしゃべってる。これでいいのかな」という表情で、一瞬言葉を飲み込みました。Kさんも、コーチ役として、何か言わなければ、と思ったのでしょう。何を言おうかとちょっと困った顔をした末にしぼり出すように、
「で、どうすれば・・・、」という一言がありました。


 その言葉を受けて、Mさんはまた自分の想いを機関銃のように語り始めました。Kさんは、あいかわらず、「はぁ」「ええ」「はい」という調子です。あっという間にわずか5分間のロールプレイングの時間は終わってしまいました。


 実は、この時、私は、非常~~に深い感動に浸っていました。そして、その感動は、Mさんも一緒のようでした。ただ、Kさんとオブザーバー役だったTさんだけが「ぽかん」としています。


Tさん:「だいたい、クライアント役がしゃべり過ぎだよ。コーチ役にぜんぜん質問させてないじゃないか。これじゃあ、コーチ役にフィードバックしろって言っても何もできないよ」


石川:「いやぁ~、すばらしいコーチングでした~!感動しました~!」


Kさん:「は・・・?」


Mさん:「いや~、ホントにすごい!答えはオレの中にあったんだな~。しゃべってるうちにどうすればいいのか見えてきたよ。どうしたらいいか方法がわかったよ。なんか、すっきりしたよ!これがコーチングなんだな!」


Kさん:「え?、私、何も質問していないんですけど・・・」

Tさん:「わかったよ。これでいいんだよ。答えは全部相手の中にあるんだよ。オレたちはいつも自分でしゃべり過ぎているから、わからなかっただけなんだよ。Kさん、この方法はいいよ。年上の部下なんかにも使えるよ。そういう人にはこっちから何か言ってもいつも反発されるだけだ。ただ聴けばいいんだよ」

 
 5分間の中で、コーチ役Kさんが質問をしたのはわずか2回だけでした。その2回とも、「で、どうすれば・・・」。質問というよりは、つぶやきに近いものでした。しかし、初めは職場の愚痴を語っていたMさんが、わずか5分後には「まずは自分が場所と時間を設定して部下とコミュニケーションをとる場を作る」という趣旨の具体的な方法を語っていました。課題の解決策を見出したMさんは上機嫌で、ニコニコしています。今にも職場に戻って早速行動を起こしそうな勢いでした。


 Kさんのコーチングは、私のコーチ人生に残る「スゴイ」コーチングでした。
“ただ聴けばいい” この原点を教えていただきました。

☆☆☆☆☆
今日は、白井一幸ヘッドコーチのお誕生日です。おめでとうございま~す!

15.コーチが元気な理由

カテゴリー:日時:2004年06月03日(木)


とにかくみずみずしく美しいグリーンです


札幌は、今、本当に新緑がまぶしい季節です。私は思うのです。札幌は、本州よりも何倍も陽の光がまぶしい所だと。若々しい葉っぱを透かして太陽が降り注ぐ様子は、もう、むちゃくちゃ!感動的な光景です。この一点だけをとっても、“札幌に来てよかったな~”としみじみ幸せな気分に浸れてしまうこの頃の私です。


 さて、私が“ナイターに行きました”というお話を書きましたら、いつも読んでくださっているSさんからも、またまた興味深いメールをいただきましたので、ご許可をいただき掲載してしまいます。Sさんの研ぎ澄まされたコーチの感覚に、思わず感嘆です。Sさん、楽しくて深いメール、ありがとうございました。


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石川コーチへ


こんにちは。
実は私も感動日記の愛読者です。
いつも楽しみにしてます。


(中略)


昨日、日ハム対ダイエー見てきました。
新庄も小笠原もホームラン打ってたし、点数も入って面白い試合でした。球場での観戦の醍醐味はやはり、野次を飛ばしているおっさんたちですよね。


昨日もおっかしなおじさんが2人いて、それに女の子も2人(友達同士のようでした)いて、これがまたパワフルで、おっさん2人より目立っていました。


そこでわたし、すごい勉強させてもらったんです。
大体のおっさんたちは、ダメだしばかりで、審判に文句言ったり、ピッチャーに文句言ったり、まっ普通の野次のおじさんなんですが、この女の子たちは違うんです。メインの1人が特に凄くて、ダイエーのバッターが打ってファールになったら、普通は討ち取れないことに文句がでるのに、ファールにするだけ威力のあるボールをなげたとほめるんです。フルカウントで何球もファールになっても、“あと1球だよ。大丈夫”とか言うし、フルカウントでファールが続くと、“なんだよお”って気持ちになるのに、その子は、“いいよいいよ,OKだよ”みたいなこと言うんですよ。


これは、コーチングだ!! と思いました。野次ではなくて、肯定的な掛け声なんですよ。
最初はすんごいオネーチャンだなと思っていたんですが、
(バックネット左端の中継している高さ位からマウンドまで聞こえそうな声なんです)
途中から、その子の掛け声を聞きながら、“こんなときはこー言えば良いんだ”とか、“こんな応援もあるんだ”とか、思っちゃいました。
思わぬところで、思わぬお土産を手にしました。


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 「だいじょうぶ、だいじょうぶ!」,「いいよ、いいよ!」 この一言が、次の好プレイを生むのです。そして、言葉は反射します。自分が発した言葉は必ず自分に返ってくるようです。マイナスの言葉を発するとマイナスの影響が、プラスの言葉を発するとプラスの効果が発生するようになっているようです。だからなんだと思います。私がこんなに元気なのは。コーチになってから病院に行ったことがありません。(※「仕事」は除いて)


 今週も、札幌ドーム、行きますよ~!。(「だから、ナイター行く暇あったら、うちの企画書も早く出してくださいよ」 “はい、決して忘れているわけではありません・・・。コーチは常にエネルギーをチャージして、いい仕事をするんです”)

早口言葉で→『紫ライラック』 『白ライラック』 『ピンクライラック』

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