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コーチ石川の感動日記

27.感動の再会!

カテゴリー:日時:2004年07月24日(土)


大通公園のビアガーデンが始まりました~


 東京出張中に、飛び上がるほど嬉しい出来事がありました。なんと!全く思いがけず、ファイターズの白井一幸ヘッドコーチに羽田空港でお会いできたんです。びっくりしました。こんなことって、あるのでしょうか? 大感激です。私の想いが通じたのでしょうか。「念ずれば通ず」ってホントです。


 人ごみの中でも、白井ヘッドコーチだけ、くっきりと浮かびあがって見えました。思わず、駆け寄ってしまった私です。最近は、札幌ドームでベンチから時々出ていらっしゃるお姿を遠目に拝見するばかりで、お目にかかったのは、実に4ヶ月ぶりでした。


 「石川さん、どこ行くの?」 すっかり舞い上がっている私は、“東京です!!”(だから、ここは東京なんですけど・・・、何、言ってんだ! あ~、なさけない。。。)  わずかな時間でしたが、白井ヘッドコーチのオーラから、元気をもらえました。この瞬間、これからの長期出張、控えている多くの仕事、すべてがうまくいくような気がしました。


 この人に会うと元気になれる。エネルギーが湧いてくる。そんな存在こそ、まさに「コーチ」と私は思っています。その人のあり方や生き方、エネルギーから力をもらえる。そういう人がいることは、自分を動機付けていく上でとても大切なことのように思うのです。


 私も、こんなふうに、『出会う人を力づける存在でありたい』 またあらためて心から思いました。いやぁ~、ほんっとに感動でした!!

お花畑のブリスキー・ザ・ベア 紫陽花満開! なぜか、すでにコスモスも・・・

26.お花を贈りたい上司

カテゴリー:日時:2004年07月22日(木)

 いつもたいへんお世話になっている某社人材開発部門のS課長が職場異動されることになりました。私の大好きなS課長が異動されるとはまことに残念です。これまでの御礼の気持ちをどうしてもお伝えしたく、お花を持ってご挨拶にうかがいました。


 S課長がまとめていらしたこの部門は、人材開発部門の中では“ピカ1”の職場だと私は常々思っていました。とにかく、皆さん、明るいのです。いつも冗談を言い合いながら、のびのびと楽しく前向きにお仕事をなさっています。上司と部下の間に変な壁がありません。とてもアットホームです。私は、「会社の人材育成に携わる部門」こそが、まず、こういう職場でなくてはならないと思うのです。ここは、人材育成部門のモデルのような職場です。


 「課長が2年前にここに着任された日に、前の職場からお花が届いたんですよね。これはすごい課長が来られたなと思いました」 部下のお一人がおっしゃいました。「そして、今日も、こうして石川コーチからお花が届いて、課長の人生には常に花がありますね~」。S課長に何かの形で、感謝の気持ちをお伝えしたいと思った時に、私もどういうわけかお花を贈りたいと思ったんです。


 「これまでいろんな上司の下で仕事をしてきたけれど、今が一番仕事しやすい」 常々、この部署の皆さんがおっしゃっていました。部下にこう言わせるS課長は、いつも、部下を高く評価していることを私にも話してくださっていました。いつも、にこにこしながら、完全に部下を信頼しきって、仕事を任せていらっしゃるように見えました。


 上司はとかく部下を小さく扱いがちです。未熟な存在、指示命令しないと動けない存在と見てしまいます。部下よりキャリアのある上司にしてみれは、部下が頼りなく見えるのは当然のことかもしれません。しかし、S課長は、いつも、自分の部下を「できる存在」として扱っていらしたように思います。「うまくやれないんじゃないか」と思うと、つい口を出したくなります。でも、「彼(彼女)ならできる」と信頼していれば、余計なことを言わないで、じっと見守ることができます。そうすると、部下も萎縮しないでのびのびと仕事ができるようです。


 まるで、自分の上司を他部署にとられるような、そんな気分を感じながら、S課長とお別れしました。いつかまた一緒にお仕事させていただける日がくることを願いつつ、S課長の今後ますますのご活躍をお祈りいたします。


 S課長、本当にありがとうございました。

25.それを言ってどうなる?

カテゴリー:日時:2004年07月18日(日)


7月になってようやく紫陽花が開花*


 先日、某コーチング勉強会で、「農業分野にコーチングをとり入れたい」というコーチにお会いしました。“さすが、北海道!”と思いながらも、“農業にコーチングって???” 興味しんしんの私でした。


 「農業はとかく天候に大きく左右される職業なんです。だから、農業に従事している人は、どこか主体性がない、というのか、責任を他に押し付けてしまうところがあるんです。天気が悪いから、と言ったところで、それはどうしようもないことじゃないですか。それなのに、うまくいかないのは天気のせいで、自分でなんとかしようという発想がわいてこないんです」 “なるほど、それって、なんか、セールス・パーソンが景気のせいにするのと似てるな”


 「そういう人たちの話を一回全部じっくり聴いて、最後に質問してみたいんです。『天気が悪い、土壌が悪い、種苗が悪い、指導者が悪い、行政が悪い、国が悪い・・・、なるほど。で、あなたはどうしたいんですか? どうしたらいいと思うんですか?』と」 “おぉ、それは、すばらしい!! その発想は大事ですね。応援しますよ。農業分野でのコーチング!” 思わず叫んでいた私でした。


 「こうなったらいいんですけどね、難しいですよね」,「なかなか、そうはいかないですよね」 コーチングをしていても、よく聴かれる言葉です。人は(自分も含めて)、‘できない理由’を語らせたら、急に創造力豊かになります。なぜか、自分がやろうとしていることは「難しいこと」,「できないこと」という前提で話をしています。ここで、コーチが相手の気持ちを受容こそすれ、同調して「そうですよね」で終わってしまったら、コーチとして雇われている意味がありません。


 時々、私ってちょっと冷たいかな、と思いながらも、問いかけます。“で?” 「え?」 “本当にできないんですか? 本当に?” 「普通に考えたらできないですよ~」 “じゃぁ、普通に考えなかったら? できるとしたらどんな可能性がありますか? 考えてみませんか?”


 私たちが、「できない」と思っていることは「本当にできない」ことなのでしょうか?‘できない理由’を言いたくなる気持ちは普通にわいてきますが、「で、それを言ってどうなる?」という‘できない理由’を数え上げることで、解決に向かっているのでしょうか? 誰かのせいにすることで、前進を生んでいるのでしょうか?


 私は、コーチとして、‘できない理由’を考え始める自分自身にも問いかけています。“で、それを言っていてどうなる? 本当はどうしたい? どうすればできると思う?”


 まず、「できる」というところに立ってみる。そうすると、そこから可能性が見えてくる。チャンスも寄ってくる。これが、コーチングに出会って、私が学んだことです。


 農業分野でのコーチング! 応援したいですね~。

24.5年刻みのビジョン

カテゴリー:日時:2004年07月13日(火)


近所でもラベンダーが咲きました


 先日また、良い出会いに恵まれました。陶芸家の神農巌先生との出会いです。2年ごとに開催されている札幌での個展に来札なさっていました。滋賀県に窯をお持ちの先生は、関西弁もさわやかな47歳、新進気鋭の作家という雰囲気です。今の季節にぴったりな清涼感あるすがすがしい青磁の色は、まさに私の好きな色で心惹かれます。


 神農先生は、まだ19歳だった学生の頃、突然、「陶芸家だ!」と志を立てられたそうです。きっかけをお尋ねすると「DNAやと思います」。何かご自分を駆り立てるものが陶芸にはあったのでしょう。当時すでに、「30歳で窯を持って独立する」という明確なビジョンをお持ちだったそうです。そのためには、この学校に行って、その次はここで修行を積んで・・・。自分の中に数年刻みのビジョンが常に見えていたそうです。「将来、陶芸家として自分の作品を買っていただく時には、桐箱に入れて、そこに「書」を入れなくてはならない。そうすると、「書」も習っておいた方がいいな」 陶芸家としてまだ独立できるかどうかもわからない時期において、先生の中では、すでに陶芸家になっている自分の姿がはっきり見えていたようです。「すでにそうなっている自分」から、「現在の自分」を見つめる視点を先生は常にお持ちだったのですね。


 30歳で独立して、35歳で8ヵ所で個展をやって、、、5年ごとのビジョンは見事に現実のものとなっていきます。「独立するまでの苦労は苦労とは思わなかったですよね。自分は将来、陶芸家になってると見えてますから」,「やると決めておくと、これがまたおもしろいもんで、その時期にちょうどいい話がくるんやね」,「自分の子供たちにも言うてるんですけどね、『やりたいと思ったら、ほんまにどうにでもなるからやってみろ』と。たしかに不安なこともあったんやけど、今、思うとほんまにどうにでもなる。『視野を広くもって、5年刻みでビジョンを描いていけば、たいがいのことはやれる』」。先生の作品の中ににじむ人間的魅力を感じた瞬間でした。


 先生のこの言葉も印象的でした。「細かい技巧や講釈を相手があれこれ知らなくても、こっちが信念とコンセプトを持って作ったら、それは相手に伝わる」。


 コーチングは、最終的に「何を言うかではなく、誰が言うか」というところに行き着きます。結局、言葉だけのテクニックで相手を動かすことはできない、その言葉を使うコーチの人間力、あり方がもの言う世界です。芸術の世界もよく考えたら同じですよね。作品の巧拙よりも作家の人間的魅力はたしかに大きい。


 神農先生の中では50代のご自身もすでに見えているようです。これを機に、ファンとしてこれからの先生のご活躍を応援していきたいと思うと同時に、5年後の自分をもう一度映像化してみようと思った出会いでした。

23.リーダーの学ぶ姿勢

カテゴリー:日時:2004年07月06日(火)


支笏湖:爽快感ある風景です


 某社管理職のSさんが、「うちらの勉強会でもコーチングの話をしてください」とお声をかけてくださってから、今回で3回目となりました。2ヶ月に1回、道内から管理職の方がたが支笏湖畔に集まって開催される完全に自主的な勉強会です。支笏湖ですから、もちろん!「温泉&宴会付き」です。が、非常に集中力の高いまじめな勉強会です。勉強会後の宴会でも、膝と膝を突き合わせて、コーチング談義をします。温泉の後は、私もスッピンでお仲間に入れていただいています。


 Sさんは、この会を発足させたリーダーです。驚くほど、メンバーからの信頼が厚い人で、“いまどき、こんなに慕われている管理職の方がいるのだろうか(失礼?)”と思うぐらいです。そして、この会は「Sさんがいるから・・・」と言って集まってくる人ばかりです。うかがいますと、Sさんは来年ご定年の御歳だそうです。さらに、Sさんは、この会社で道内1位に輝いた「神様」と呼ばれる伝説のトップセールス。


 ・・・そう言われなければ、全くそんな片鱗も感じさせない謙虚さと勉強熱心な姿勢、ここがSさんのスゴイところです。「石川先生、先生のお話は、ほんっと~に勉強になります」 Sさんの姿勢には、ただただ頭が下がります。「みんな、今日聴いたお話は、本当に我々にとって大事なことだよ。我々はまだまだここが足りない。もっと勉強させてもらわないと・・・」 来年、定年を迎えられる方が、ですよ。道内1位のトップセールスだった方が、ですよ。自分の娘のような私に常に敬意を払い、学ぶ姿勢を示されることに、私はいつも深い感動を覚えます。手を合わせて拝みたい気持ちです。


 勉強会中も、誰よりも熱心にメモをとられます。「先生、今の、その、今のお話をもう一度!」とおっしゃって、熱心に私の一言一句を書き取っていらっしゃいます。リーダーのこの姿勢に、メンバーが共鳴しないわけはありません。勉強会はいつも、非常に熱心な空気に包まれて終わります。リーダーの謙虚に学ぶ姿勢、これはメンバーの大きなモチベーションを引き出すようです。


 歳を重ねても、偉くなっても(?)、Sさんのような人でいたい、と思います。

22.京都の魅力

カテゴリー:日時:2004年07月01日(木)


季節感あふれる『紫陽花きんとん』


 お気に入りのお店『杏庵』で、京都の老舗から和菓子職人さんを呼んで、「京の食と文化を楽しむ会」というのがあるとうかがい、たちまち馳せ参じました。目にも美味しい京料理を堪能した後、実際に職人さんが「紫陽花きんとん」を目の前で作ってくださいました。私の拙い写真ではその魅力を存分にお伝えすることはできませんが、とにかくそのお菓子の美しさ、そしてひとつひとつ作りあげられていく作業は、何かの芸術作品を仕上げていくようにも見え、引き込まれました。


 餡玉の周りに、着色したきんとんを貼り付けていく作業は、見ていると、とても簡単そうに見えます。ところが、これがなかなか・・・。あなどってはいけないのです。京都で1年間和菓子教室に通った私の記憶が蘇ってきました。和菓子づくりで一番難しいのは、この最後の成形のところだと私は思っています。和菓子の材料は非常にシンプルです。ですから、先生が作られたお菓子と味にそう大差が出ることはありません。でも、できあがった形はぜんぜん違うのです。先生が作られたものと私が作ったものを並べると格段に私の方がまずそうなのです。


 この日、ご講演いただいた俵屋吉富(創業:宝暦5年=1755年,「雲龍」というお菓子が有名です)の専務がおっしゃっていました。同じお菓子を作り続けて、作り続けて、やっぱり一人前の職人になれるには20年はかかる、と。そして、新しいお菓子を創作していくために、いろんな刺激、勉強を通して感性を磨く。う~ん、すごい!そして、職人ってかっこいい!!


 私が京都に惹かれるのは、こんなところにもわけがありそうです。千年~何百年という伝統を大事に守りながら、ずっとひたむきにひたむきに鍛錬、探求を続ける。そして、さらに新しい感性を吹き込み続ける。ただひたすら愚直に道を究める。このへんに弱いのかもしれません。


 『コーチ道、入口あって出口なし』 だそうですから、あくなき探求は続きます。


 京都は、今日から「祇園祭」がスタートします。7月1日「吉符入り」です。なんと言っても、このお祭こそ、1100年前から続いているのですから、しびれます。

とにかく美しいです できたては美味 嬉しそう・・・

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