株式会社ゆめかなトップページ > コーチ石川の感動日記 > 2004年10月

コーチ石川の感動日記

42.君ならきっと!

カテゴリー:日時:2004年10月27日(水)


札幌初雪:あれよあれよという間に冬~


 先日、道内のある地方の高校に、カウンセリングに行った時のことです。その日も風が強く、むっちゃくっちゃ寒い日でした。学校の建物は想像以上に冷えます。前回の教訓を活かせず、使い捨てカイロを忘れてきてしまいました。


 休憩時間、両手をさすりながら、次の時間にカウンセリングする生徒さんのシートを確認していました。“あ~、つい最近、面接試験落ちたのか~。この学校の子はコミュニケーション能力低いって先生言ってはったし、、、うまく話せへんかったんかなぁ。どんな子やろ。落ち込んでんのやろか。なんて励ましたらいいんやろ” (独り言の時はなぜか関西弁もどき・・・)


 そうこうしているうちに、チャイムが鳴り、生徒さんが入ってきました。なかなか元気な子です。いい感じです。いつものように、私はアイスブレイクのため自己紹介を簡単にして、挨拶し合いました。
“ごめんね~、この部屋寒いでしょう?”
「ほんっと、寒いっすね」
“50分間、我慢してね”
「はい、だいじょうぶです」
“11月にならないと暖房入れないことになってるって、さっき先生がおっしゃっていたので、仕方ないよね”
「それって、なんか変じゃないですか?」
“へ?・・・変?”
「だって、僕らのために、わざわざ札幌からカウンセリングに来てくださっているのに、こんな日に暖房入れないなんて、この学校、変ですよ!」
(↑フィクションではありません。本当にこの通りこの生徒さんは言いました)


 私はしばらく、マジマジとこの生徒さんの顔を見つめてしまいました。いろんな感情がこみ上げていました。“高校生ながら、君のその発想はいったいどこから来るのか! 初対面で、こんなにしっかり応対ができて、気配りの心を持っている君でさえ、内定をもらえない世の中なのか・・・”


 第一志望の会社に内定をもらえなかった悔しさを受けとめながら、私は“君ならきっと次はだいじょうぶ!”を15回ぐらい連発していました。


 生徒さんをあんまり「ダメだダメだ」って言わないでください。向き合って話せば、「宝」のような生徒さんばかりです。

41.5度目のOK

カテゴリー:日時:2004年10月22日(金)


札幌は秋~、もう寒いです~


「感動日記」は、コーチングを通して私が日々体験している「感動」を、一人で味わっているなんて本当にもったいない、もっといろんな人にお伝えしたい、そんな気持ちから書き始めました。今、私は「感動日記」を通して、また新たな「感動」をたくさんたくさんいただいています。多くの方がたが「感動日記」の感想を日々メールで寄せてくださいます。それを拝見するたび、本当に嬉しく、ありがたい気持ちでいっぱいになります。泣けてきます。パソコンの前で合掌しています。本当です。 皆さま、心からありがとうございます。皆さまの言葉が、また私の「人を力づけるエネルギーの源」になっています。


 今日は、いつも、私の前進をあたたかく見守ってくださっているSコーチからのメールをご紹介させていただきます。


=======================================


私の今週の感動話は、いろいろある中で、あるクライアントさんの「5度目のOK」です。


ヨガの先生で、近くのマンションの集会所でヨガの講習会を開き、サークルを作りたいという目標を持っていました。が、「担当者がきちんと話を聞いてくれない、そして断られてしまった」とがっかりしていました。
担当者は、かなり怖い感じがして連絡をとるのもそれなりの覚悟をするそうです。


私はこう質問しました。
「何度断られたら、あきらめますか?」
しばらく考え、「3度です」と話されました。
私は、「では、あと2回申し込みのお話をしてください」と話して、その日のコーチングを終わりました。


今週のコーチングで、そのクライアントさんから、
「お話したいことがあります。実は、20分前に担当者からOKの電話がありました」と嬉しい報告が聞けました。


クライアントさんのお話では、
「実は3回目も断られてしまいました。そうしたら、3回も断られて、このままあきらめるのは絶対いやだ、という気持ちが湧いてきて、もう一度、もう一度と5回申し込んだら、先ほど、担当者からOKの返事をもらえたのです」
それを話してくれるクライアントさんから、喜びと自信がグングンと伝わりました。


「できるまで、やりつづける」「夢を自分からあきらめない」それを、やることで目標に近づいていく、クライアントさんの勇気と行動力に、すごい感動を受けました。


石川さんの感動日記に、いつも涙腺が緩むほど心を揺り動かされています。今日は私の感動日記をおつたえしました。


=======================================


 Sコーチ、ありがとうございました。すばらしい!相手の力を信じて、“クライアントさんの背中を押すコーチング”でしたね。何度やってもうまくいかないことでも、「次のもう1回」が、また成功しないとは限りません。「もう1回」の次にしか本当の成果は潜んでいないのかもしれません。「あともう1回」を乗り越える人だけが成果をつかんでいるのでしょう。


 『成功とは、成功するまで続けること』 私が10年間お世話になったPHP研究所の創設者、松下幸之助さんの言葉です。

40.目の前の人と向き合う

カテゴリー:日時:2004年10月19日(火)

 “9:00から「講師の自己紹介」して、9:05から「研修のねらい」を伝えて、9:10から・・・” 変なところ完璧主義の私は、毎回研修の前に分刻みのレッスンプランを作成します。が、これまで一度もその通りにできたためしはありません。なぜなら、研修に来るのは、皆「人」だからです。人は一人ひとりみんな違う。この話をしたらこんな反応が返ってくる、なんてことは、そうそう予想通りにいくことではありません。“承認されてみてどうでしたか?”「不快でしたね」 こんなこともよくあります。


 先週、青森での就職支援セミナーは、少人数だったこともあったのでしょう、次から次へとご参加者から質問が出て止まらなくなりました。私が精緻に作成してきたレッスンプランは開講30分で見事に玉砕しました。


「石川さんから見て、採用したいと思う人はどんな人ですか? ベスト3を教えてください」
“おお! なんていい質問をするんだ!”
「石川さんは、会社を辞めて独立されたそうですが、正社員として会社に残った方がよかったと思いますか?会社を辞めてよかったと思いますか?」
“あんた、なかなか鋭い質問するね~”
なんだか私がコーチングされているようでした。レッスンプラン完遂を放棄した私は心地よく質問に答えていました。


 セミナー終了時刻を迎えた時、準備したネタの半分ぐらいしか伝えきれていませんでした。それでも、参加者の皆さんは、「来てよかった」,「私が訊きたかった質問に全部答えてもらえた」とアンケートに書き残し、満足して帰っていかれました。そして、私は、自分が準備してきたネタ以上にもっと今回の参加者にマッチするネタをたくさん伝えることができました。


 これもありかも! 「セミナーの目的って?」・・・“参加者の満足。参加者が求めるものを提供すること” 自分が準備してきたレッスンプランを予定通りにこなすことではないのです。それは自己満足でしかないのです。また私の枠を大きく広げた出会いでした。


 大切なことは、目の前の人と向き合うこと。目の前の人が何を求めているのか、いつも目を凝らすこと、耳を傾けること。最近の私の研修は、「伝える」というより、逆に「引き出してもらっている」という感じです。

39.引き寄せる力

カテゴリー:日時:2004年10月11日(月)


季節の変わり目


 「僕がいつも明るく元気にしていたらいいんだと最近わかりました。トップはニコニコしていたらいいんですよ」
 Aさんは、2年ぐらい前は、すごく怖い上司だったようです。たしかに第一印象もけっこう迫力があります(失礼!)。貫禄があるというのでしょうか、威厳があります。仕事もできる人です。この人に「ガガガーー!!」っと怒鳴られると、何も言えなくなってしまいそうです。


 Aさんの悩みは、自分がこんなにもこんなにもこんなにも言っているのに、部下が全く言うことをきいてくれないことでした。提出物を期限までに出さない、ミーティングに遅刻する、数字をあげない・・・。Aさんの顔はますます怖くなっていくばかりだったそうです。


 コーチングと出会って、Aさんはスタンスを変えました。怒鳴らない、指示する前に質問する。こちらから声をかける。それでも部下がすぐに理想的に豹変するわけではありません。並大抵の忍耐ではなかったと私は拝察します。そんなAさんが最近たどりついた境地は、「な~んだ、私がニコニコしていればいいんだ」ということでした。

 
 「その方が、部下も萎縮しないで、気持ちよく、前向きに動けるんですよ。そうなると、私を支援してくれる人が周りに増えてきました」 “Aさんが、そういう方がたを引き寄せていらっしゃるんですね” 「そう!まさに最近、引き寄せている感じなんですよ。この前も、うちの会社に入りたいという人がいて、向こうから言ってきて、、、、この人がまたすごく期待できる人なんですよ!」


 Aさんのこの感覚を、コーチングに出会ってから、私は日常茶飯事に体験しています。最初は、“コーチングには『魔力』がある”と、ちょっと怖くなったほどです。人や物事やチャンスは、どうやら自分が発しているエネルギーと同調して集まってくるようです。「どうしてダメなんだろう?」,「またうまくいかないかも」 こう思っていると、やっぱりそういうマイナスエネルギーばかり寄ってきてしまいます。「どうして、こんなに使えない部下ばっかりなんだ!」といつも思っている人は、自らそういう人を引き寄せているのかもしれません。


 「コーチングは難しい・・・」と眉間にしわを寄せながらコーチングをしているコーチのコーチングを受けたいですか? 「コーチングは楽しいですよ!人生、変わりますよ!」こうイキイキと言うコーチのコーチングを受けたいとやっぱり私は思います。


 いいんです。ニコニコしていれば。うまくいきますよ。「だいじょうぶ、私はやれる」 そう思っていればいいんです。引き寄せる力は誰にでもあります。


だんだん寒くなってきました~

38.「魔法の呪文」ではありません

カテゴリー:日時:2004年10月07日(木)


森駅からのぞむ駒ケ岳:北海道の風景は美しい


 ここ数年、国が高校生、若年者層の就職支援に力とお金を注いでいます。社会人、企業人の方と関わることが多かった私も、最近は、この社会人一歩手前の若い方たちと接するお仕事の依頼が増えてきました。“「就職支援」は私の本業ではない” どこかにそんな「借りてきた猫」のような遠慮を感じながら始めた私でした。


 「キャリア・カウンセリングを受けるなんて・・・初めてなんです」 皆、最初は緊張した表情で、私と並んで座っています。でも、“この子の就職を支援したい” そんな気持ちで対話を始めると、急にその子が輝きを放つ瞬間に出くわします。ダァーーっと堰を切ったように話し出す瞬間があります。それは、どんな瞬間かというと、「自分の良さ」に気付いた瞬間。「自分もやれるかも!」そう思えた瞬間に、急に、パァ~っと光を放つのです。この光を見たら、もうこの仕事はやめられません。


 “あぁ、これはまさに「人を力づける仕事」だ。私がやりたい仕事だ。コーチの私だからできる仕事だ” カウンセリングを受けてくれた高校生が教えてくれました。


 先日、ある学校の先生がたから、「生徒に対してどういう言い方をしたらうまくいくのか知りたい」というご質問をいただきました。私は、正直、ややショックでした。憤りも少し感じました。“私よりも、先生がたの方がずっと「生徒の力を引き出すプロ」ではありませんか!”


 申しわけありません。「コーチング」は“魔法の呪文”ではありません。「この言葉を使えば絶対に相手が成果を出す」そういうものではありません。相手が成果を出す人になるために一番大切なことは、こちらが、「成果を出すための能力も答えもこの人はちゃんと持っている人だ」として扱うことです。そして、「この人の成功を心から願ってサポートしたい」という気持ちで隣にいることです。・・・と私は思うのです。


 “言い方”ももちろん大事です。でも、それを覚えて正しく言うことよりも、その人の「良いところ」を見てあげてください。「成果を出す人」として信じてあげてください。その気持ちがあれば、かける言葉は自ずとわいてきます。これが、「コーチングは、やり方ではない、あり方である」という師匠の言葉の意味だと私は解釈しています。


 大事なことは、就職に対する危機感をあおることでも、こちらの正論を納得させることでもありません。「就職活動、私もやったらやれそうだな。早速やってみよう!」と思わせることです。


 これからも就職支援のお仕事に力を入れていきたいと思っています。

37.未完了の完了

カテゴリー:日時:2004年10月02日(土)


穏やかな陸奥湾の海:今月も行きます


 しばらく出張と研修がない日々、“ここぞ”とばかり、私は未完了事項を書き出しました。別にそこらへんにあるミスコピーの裏紙でいいんです。思いつくことを仕事に限らず、どんどん書き出します。「読み終わった新聞をまとめる,植木を植え替える,領収証を発送する,○○さんにお礼状を書く,クリーニング屋さんに行く,おフロの洗剤を買う,映画を観に行く,○○さんと食事に行く約束をする,預金通帳の記帳に行く・・・等々」 やったら5分で終わるものでもとりあえず書きます。よく考えたら、出張の間は家事をやらなくてもいいので、出張がない方が忙しかったりします。


 やり終わったら「完了!」と宣言して、項目に二重線をひいて消します。これがなかなか「快感」です。1個消すと、もう1個消したくなります。次は何をしようかな、5分で終わりそうだから、次は「アポ入れ」にしよう。終わったら消す。はい、次、・・・。10日間で仕事も含めて32個完了しました。こうなるとかなりいい感じです。何がいいって、身も心も軽くなって、次の行動を起こしたくなる自分になっていきます。で、不思議なことに、やっぱり新たな仕事が入ってきます。今週も、研修のオファーやクライアントさんからの紹介をいただきました。またクライアントさんが増えそうです。自慢話みたいでごめんなさい。でも本当なんです。なんだかよくわからないけれど、この法則にはいつもながら感動です。


 コーチングに出会って、この「未完了を完了する」ということを学ぶ前の私はこんな感じでした。“あ~、あれもやらなくちゃ、これもやらなくちゃ。でも、これをやっているうちに、あれがあーなったらまずいし、、、でも、その前にこれをやっとかないと、こうなってしまうかもしれないし、、、あ、そうだ、あれも忘れてた。けど、めんどくさいからやらなくていい方法はないかな、と考えてる前にやった方がいいと思うけど、その前にこっちの方がもっとやばいかも・・・”


 こんなことを1日中考えていて、結局、何の行動も起こせないまま終わってしまうこともありました。当然のことながら、状況は何も変化しません。むしろ悪化です。やらなければやらないでいるほど、物事は『緊急かつ重要なテーマ』になっていきます。「結果を出すため」には、まず「動くこと」。何でもいいから動かすこと。ごちゃごちゃ考えないで「気がかり」を減らすこと。とりあえず、自分が何かを動かしてみると、周りの風が動いて環境さえも変えていく、そんな感覚をつかめたことは私の人生を大きく前進させました。


 日ごろから、「やろうやろうと思っていてやっていないこと」をやっておくことによって、『緊急かつ重要なこと』が確実に減ります。頭の中に“もやっ”とある気がかりが減ることで、また目の前の一歩が軽くなっていくのでしょう。「未完了の完了」、結果を出したいとお考えの皆様にぜひぜひ強く強くおすすめします。


八甲田丸とうみねこ

ページの先頭に戻る

株式会社ゆめかな

〒060-0004
札幌市中央区北4条 西14丁目
1-6-406
TEL・FAX:011-272-7510
E-mail:info@b-coach.jp