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コーチ石川の感動日記

81.心配無用!

カテゴリー:日時:2005年06月28日(火)


富良野のラベンダー:満開まであともう一息でした


 この週末、日本コーチ協会北海道チャプター設立2周年記念イベントでまたまた『コーチング漬け』の2日間を過ごしました。昨年の1周年記念イベントからさらに進化して、今年は4つの分科会も盛り込まれました。ふだん、なかなか例会に顔を出せない私ですが、この時ばかりはと「ビジネスコーチング分科会」の準備段階から関わらせていただきました。メンバーの皆さんとあれこれ意見を出し合って、分科会のカリキュラムを創っていくのはとても楽しい過程でした。


 参加された皆さん同士が、お互いにコーチ、クライアントになって、コーチングを体験し合う、という演習も最後に盛り込むことになりました。
「初めてコーチングに触れる皆さんも多い中で、うまく質問をして引き出しあえるのだろうか?」
我々の間では、そんな疑問がわきあがってきました。
“たしかにそうだよね。何て質問していいかわからなくて、結局、世間話に終わってしまうということはありがちだよね”
そこで、実際に演習に入る前に、我々が簡単なデモをやって、コーチ役が使った質問を一つひとつ板書しておこう、というアイディアが出ました。これなら、質問に行き詰まった時、前のホワイトボードを見れば、何らかの質問を使ってもらえそうです。これならコーチング初心者でもだいじょうぶ!


 しかし、当日。
この演習がスタートした瞬間、我々の期待はいい意味で大きく裏切られることとなりました。10分間のコーチングタイム中、50名の参加者の内、誰一人としてホワイトボードを見る人はいませんでした。皆さん、自分なりによどみなく質問を繰り返し、25組の白熱したコーチング・セッションが行なわれています。


 「コーチングでは、相手を“できる人”として扱うこと」
そんなことを皆さんの前で言っていた我々が参加者を“できる人”として考えていなかったことを反省させられました。変な心配しなくていいんですね。皆さん、ちゃんとできるんですよね。


 「コーチングは“あり方”が大事。コーチがどんな姿勢で相手に向き合うかが成果を左右するのです」
偉そうなこと言ってても、つい、人を小さく見てしまいます。
“参加者を信じて臨む”
これが、今回、参加してくださった皆さんから、私が教えてもらったことです。


 そして、1日目よりも2日目、2日目の朝よりも午後、よりいっそうイキイキと元気になって輝きを増していかれる皆さんに、“コーチングって、本当にその人の元気と魅力を引き出すものなんだ!”と心から実感しました。すばらしい空間を創ってくださった皆さんに心から感謝いたします。

80.1回の研修の効果

カテゴリー:日時:2005年06月17日(金)

 先日、北見までコーチング研修に行ってきました。
「去年、札幌で石川さんの研修を受けたSさん、Nさん、また今回も参加されますよ」
“え? SさんとNさん。そうですか~。去年はわざわざ札幌まで来てくださったんですよね。1年ぶりにお会いできるんですね”


“Sさん!お久しぶりです。北見まで来ました。今回も参加してくださるそうですね。去年、しっかり学んでいただいたので、今日は特にもう何も学ばれることはないんじゃないんですか?”
「え。そんなことは、、、。まだまだですよ」
“この1年、どうでしたか?コーチング、実践されましたか?何か成果は実感されていますか?”
「いや~。別に。だから、今回も来てるんです」
“Nさん、お久しぶりです。Nさんはどうですか?”
「いや~、なかなか。今回も勉強させてもらいます」
あいかわらず、謙虚なお二人です。


 今回は、Sさんの上司も受講者の一人として参加してくださっていました。Sさんの上司であるTさんが、休憩時間にこんな話をしてくださいました。
「Sくんはね、去年、札幌の研修から帰ってくるなり、『オレは変わる!』と宣言しましてね、それから、店の売上をずいぶん伸ばしたんですよ。Sくんの下にいたスタッフもね、Sくんと話す中で、ずいぶん自発的になりました。それで、どうかな~とは思ったんですが、思い切って、この春から、うちの地域で一番大きい店に転勤させたんですよ。ここは競合が多い地域でけっこう苦労してましてね、難しい店なんですよ。なんですけど、ここ2ヶ月でまたぐっと伸ばしてるんですよね。彼はね、ちょこちょこパートさんにも声かけに行ってね、人を使うのが本当にうまいというか、・・・」

 
 Nさんのロールプレイングを拝見していて、また驚きました。基本の流れとスキルがうまく使えている上に、Nさんらしい緻密さとあたたかさが出ています。
“Nさん、ずいぶん上達されましたね~!”
「そりゃ、1年前に受講してますからね。1年で進歩してないと」


 私は研修講師という仕事をしながら、どこかで「研修」に限界を感じていました。やったときは盛り上がる。でも、効果は持続しない。定着しない。これが、1回限りの研修のむなしいところです。だからこそ、継続して関わることができる1対1の「コーチング」には「研修」にないメリットと魅力を感じます。「コーチング」は「研修」の効果を補えるものだと確信しています。


 でも、今回、北見に行って、私は1回の研修の効果が決してむなしいものではないということをはっきり教えていただきました。1回の研修でやれることは大きい。あなどっちゃいけない。


 どんな講演でも研修でも、私はいつも精一杯、この時間に私ができることはすべて差し出したいと思ってやっています。でも、・・・
“1回ぐらいやったところで・・・”
正直に言います。どこかにそんな想いがありました。反省しています。1回の研修の先にある変化と前進。これを意図して1回1回にさらに精魂込めます。

79.コーチがいっぱい!

カテゴリー:日時:2005年06月11日(土)

 「公言」すると、目標達成のスピードが速まると言われます。自分自身で、「これをやる!」と宣言することで、そこに立場がとれます。そして、周囲のサポートが得られるという効果があります。


 “本を書こうと思ってるんです”
怖いけど、公言したことは実現すると信じている私は、折々に言葉に出して、あえて伝えるようにしています。そうすると、、、本当に不思議です。
「石川さん、本、どこまで書きました?」
「いつ、出版するんですか?」
皆さんが、覚えていて声をかけてくださいます。
「楽しみにしてますから、がんばってくださいね」
「石川さんにしか書けない良い本になると思いますよ」
あ~、なんてありがたいのでしょう。まるでコーチです。


 少しずつ動いています。ようやく5割ぐらいまで書きました。企画と試作原稿を2社の出版社に打診しました。でも、まだ何も決まっていません。これからです。とりあえず、動くだけです。


 今週、久しぶりにお会いした私の師匠の一人、岸英光コーチにも進捗状況を報告しました。「よし、そろそろ出版社を探そう。企画書、僕にも送って」。あたたかい言葉でした。2日後、札幌市内でセミナーをなさっていた岸コーチに企画書をお届けに行きました。預けて帰ろうと思っていたところへちょうど休憩。
「ちょうど、よかった。この後、ちょっとしゃべってくれる?」
“ええ~???”


 休憩明けに、師匠がこう私を紹介しました。
「コーチングのセンスをつかんで、札幌ですばらしく結果を出しているコーチです。今、一緒に本も書いています。・・・」
この瞬間、私はクラクラッときました。おそらく、この言葉は私の人生の中でずーっと心に残る言葉になるでしょう。岸コーチは、この時点で、私の企画内容をそれほどご存知ではなかったはずです。執筆に何か手を貸してくださっているという段階でもありません。しょっちゅうお会いしているわけでもありません。でも、「本を書きたい」という私の隣りで、ずーっと伴走者の役割を果たしてくださっているんだ、という想いがこみ上げてきました。心底、ありがたい言葉でした。


 感激の想いの中、皆さんの前で、少々「コーチングと岸コーチと私」について、お話しさせていただきました。たいへん光栄でした。


 多くのコーチの皆さんのサポートを支えに、この後も進めます!

78.信じる気持ち

カテゴリー:日時:2005年06月09日(木)


初夏の陽の光がまぶしいです


 札幌はようやく初夏です。緑がイッキに増えました。冬、雪に埋まっていたところからどんどん緑が湧いてくる様は、すさまじい生命力が感じられてただただ感動です。


 さて、いつもHPを見てくださっているSさんから、こんなステキなメールをもらいました。ご快諾いただきましたので、掲載させていただきます。Sさん、ありがとうございます。


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 さて、私の近況報告なんですが、先日こんな事がありました。アル店のTOP K君ですが、新入社員D君の成長に頭を痛めていました。D君は言われた事を、自分なりに考えて、やる子です。個性があって、自主性もあっていいのですが、TOPのK君は「言う事を聞かないヤツ」とレッテルを貼っていました。


 そんな中、アル出来事をきっかけに、K君がD君に「何で、先輩の言うとおりにしないんだ。先輩を信頼していないのか?」と聞くとD君は「ハイ」と答えたそうです。「そんなヤツはどうする事も出来ない。僕にはもうD君は無理です」と私に泣きついてきました。K君は私に一所懸命に、自分がどれほど色々な手法をつかってD君に気付いてもらおうと努力したかを、切々と語ります。沢山の本を読み、ほめる・聞く・認める・質問するなどしたらしいです。


 私は以前から気になっていた事を思い切ってK君に聞いてみました。「ねぇ、K君はD君を信じてる?絶対にD君は出来る人だって心から思っている?」と。K 君は、「信じてません」と言いました。私は、「これが原因だ!!!!!」と心の中で叫びました。「どんなに素晴らしいスキルを使っても、どんなに自己啓発の勉強をしていても、相手を信じて、相手は必ず出来る人、無限の可能性を秘めている という気持ちを持たないと、スキルをいかして成果を得る事はできないんだよ」と彼に伝えました。


 K君は真面目で勉強熱心で、思い込みが少し強い人です。ゆえに、書いてあるような結果がそのまま自分にも得られる、と思ったと思います。でも私達は常に、感情ある人対人の関係の中で、相手を気持ちをコントロールしようなんて、おこがましいんですよね。相手が動きたくなるように、自分を変えるところから関わらないとだめだと思うんですが、つい相手を責めてしまいがちです。K君には早くそこに気付いてもらいたいです。そんな事を伝えながら、自分に言い聞かせています。


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 Sさん、すばらしい気づき!そうなんです。信じる気持ちがなければ、どんなにすばらしい道具であっても使えないんです。人は、言葉そのものに反応しているのではなくて、その言葉の裏にある相手の気持ちに反応しているのです。


 信じる気持ち。まずはここからです。
ファイターズ、今、弱いけど、私は信じる!

77.優勝スピーチの練習

カテゴリー:日時:2005年06月05日(日)


新芽の北大イチョウ並木~


 セールス・パーソンのNさんは、とても熱い人です。今年は、自己最高記録の契約件数達成という目標に向かって、日々、走っていらっしゃいます。朝、起きた瞬間から、「よし!今日も元気でがんばるぞ!今日、私と出会えるお客様は幸せだ!」そんなことを唱えながら気合いを入れるそうです。1日仕事が終わって、車から降りると、車に向かって、「今日も1日ありがとう!」と声をかけるそうです。さわやかで落ち着きある第一印象とは対照的とも言える熱血漢ぶりがうかがえます。


 こんなNさんが、最近、やっていらっしゃるのが、契約件数でトップになった時に、社員の皆さんの前でさせてもらえる「スピーチの練習」だそうです。
「では、今週トップになったNさんのスピーチです。どうぞ!『あ、おはようございます。Nです。え~、おかげさまで、今週、目標の件数を達成させていただくことができました。え~、今回は、・・・・・』」
こんな調子で、一人で車の中で練習をしているのだそうです。バカにしちゃいけません。これがなかなか!やった後は、グッとモチベーションが上がるのだそうです。ワクワク感が高まるのだそうです。


 そういえば、以前テレビで、若干19歳のプロゴルファー宮里藍さんのお父さんが、娘に「優勝インタビューに答える練習」をさせた、とおっしゃっていました。マスコミのインタビューに答えるという経験のない娘が、いざ本当にインタビューを受けるという段になった時、びびらないように、との想いからだったようです。が、これは、自分の「成功イメージ」をよりリアルに描かせるすばらしい方法ではないかと感動しました。


 Nさんと藍ちゃんのお父さんを見習って、私もやってみようかな~。『出版記念講演』のスピーチ!う~ん、それもいいけど、『ファイターズが優勝しちゃった時のコメント』なんかもいいですね~。
「まさか、本当に優勝するとは思いませんでしたぁ!感動で、思わず泣いてしまいましたぁ!」
(・・・どうでもいいけど、もう少しがんばろうよ、ファイターズ!)


 『成功した瞬間の気持ちをリアルに語る』
いいかもしれません。一度やってみませんか?!


『ドラマチックレイン』という名のバラを買いました。すごく甘い香りです*

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