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コーチ石川の感動日記

99.レッテルを貼らない

カテゴリー:日時:2005年11月23日(水)

 大阪から山形空港に着いた私を、山形県教育センターの先生が名刺を両手で持って、さわやかに出迎えてくださいました。まさか、空港までお迎えに来てくださるとは思っていませんでしたので、まずささやかなサプライズ&大きな感激。会場に到着しますと、また皆様がきめ細やかに心配りしてくださいます。“先生ってこんなに気がきく人ばっかりだったかしら?”。またささやかなサプライズ。


 夕方の情報交換会(=宴会)から私は参加させていただきましたが、次から次へと先生がたが名刺を持ってご挨拶に来てくださいます。拝見しますと、本当に全国各地からお集まりになった先生がたのようです。
「明日のコーチングのお話、私、たいへん楽しみにしております!」
「わが県でも、コーチングはぜひ取り入れたいと思っております!」
「ぜひ、先生にご指導いただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします!」
どの先生も、額に汗を浮かべながら、お話ししてくださいます。とにかく熱い!です。大いなるサプライズ!こちらが圧倒されます。
“あ、ありがとうございます。あの、・・・明日のセミナーをお聴きになってから、コーチングが本当に教育現場で使えるかご判断ください。そして逆にアドバイスをいただければと思います”。プレッシャーを感じながらも、明日は熱心にご参加いただけることを確信しました。


 そして翌日。
“コーチングを教育現場に広めることで、日本が変わると私は思っています。生徒さんたちと接して、そのことを確信しました”。どこまで教育現場のことをわかって言っているのかもわからない私の偉そうな言葉に、ご経験豊富な先生がたは素直に耳を傾けてくださいました。
「先生、私も日本が変わると思えました!」
「連続パンチをくらった気分です。反省しました!」
「昨日、名刺交換させていただきましたが、私の県を忘れていただかないようにもう一枚名刺をお渡ししておきます!」
最後まで熱い先生がたでした。ただただサプライズ。


 私は、講演の中で、よく「相手を小さい存在として扱わないでください。教えてあげなければ何もできない人として接しないでください。大きなことができる人、可能性を持った人として扱ってあげてください。そのことが相手の可能性を開きます」とお伝えします。でも、私自身が、長い間、学校の先生に対して、「生徒を小さく扱う存在」、「ティーチングばかりで融通がきかない存在」と見ていたことに気づかされました。先生に抱いていた不信感、“生徒の一部分を見て、すべてがダメだと思わないでほしい”。先生の一部分を見て、すべてがおかしいと思っちゃいけない。深く反省しています。


 そして、あらためて確信しています。こんなに熱い先生がたがこんなにたくさん全国にいらっしゃるのだから、日本は変わる。今回は、先生がたからそのことを教わりました。感動でした。

98.恐るべしⅠメッセージ

カテゴリー:日時:2005年11月14日(月)

 先日、某企業の研修にうかがった時のことです。約束の時間に研修所に到着しましたのに、まだどなたも到着していらっしゃらない様子でした。どうやら講師が一番のりしたようです。しばらくして、皆さんが到着されましたが、なかなか会場までお集まりにならないようで、研修をスタートする雰囲気になりません。予定時刻を10分経過して研修はスタートしました。ま、そんなこともあるか。


 スタートして1時間半が経過。“では、これから10分間、休憩しましょう。あの時計で50分になったら始めますのでお集まりください。では、お疲れ様でした!”・・・10分後。指定した時間になりましたが、ほとんど誰も戻っていらっしゃいません。あれっ???3分過ぎたあたりで、2~3名戻ってこられました。あのー、もう休憩時間はとっくに過ぎているんですけど・・・。5分経過したあたりで、ようやく皆さんが戻ってこられましたが、まだ全員がそろったわけではありません。さすがの私も、カチンときました。どうなってんだ?この会社???


 “皆さん、遅いですよ!もう時間はとっくに過ぎてます。どうして時間を守らないんですか?社会人として時間までに来るって当たり前のことでしょ?時間厳守できないなんておかしいと思いませんか?” 言いたくなる気持ちを抑えて、私はある実験を試みました。


  “私、今回初めてこちらの会社の研修を担当させていただきますけれど、なんか不思議な企業さんだな~と思いました” 皆さん、キョトンとして聴いていらっしゃいます。私はいたってニュートラルに、明るめのトーンで伝えました。“私が、研修にうかがう会社様はほとんど、いつもお願いした時間にはきちんとそろわれるので、それが当たり前だと思っていました。こういう会社様もあるのね、と今日はたいへん新鮮な気分です。皆さんが帰ってこられないのではないかと私は少し心配にもなりました” ここで止めました。皆さんは、ただ私のことをじっと見つめていらっしゃいました。苦笑いをしている方も中にはいらっしゃいました。そして、このまま研修再開。


 次の休憩に入りました。「先ほどは遅れてすみませんでした」。お一人、わざわざ謝りにいらした方がありました。いや、そんな・・・。こういう態度に出てくださると、こちらがかえって恐縮します。そして10分後、いえ、8分後ぐらいでしたか。今度は全員がすでに着席なさっていました。スゴイ!皆さん、時間厳守できるじゃないですか。私は「時間、守ってくださいね!」とは一言も言っていません。強制もしていません。でも、ちゃんと皆さんが各々気づいて、行動してくださるんです。


 「あなたはこうすべき!こうしないあなたはおかしい。まちがっている」という言い方でアプローチしたら、人はどうしても反発を感じます。たとえ強制的に動かすことはできたとしても、こちらへの敵対心、やらされ感は免れません。それではお互いに気分よくありません。「私はこう思いました。私にはこんなふうに見えました」 相手を責めるのではなく、自分はこう感じたということを率直に伝えた時、相手は自分の取るべき行動に自発的に気づいてくれるようです。「私は」を主語にして伝えるⅠメッセージ。今回もその効果のほどは絶大でした。
皆さん、ありがとう!

97.根拠のない信頼

カテゴリー:日時:2005年11月10日(木)


タイで合掌:サワディカ~


 喪中ですが、なんとか捻出したOFFの予定を取り消すわけにはいきません。先日、私のコーチたちとタイを旅してきました。限られた時間ですので、今回はバンコクだけです。アジアにはいつも、人間のたくましい生活力がみなぎっています。エネルギーを感じます。タイ寺院の煌びやかさにめまいを起こし、タイシルクをただひたすら物色、本場の激辛トム・ヤム・クンに泣き、スパで爆睡、タイ人の美しい合掌に心打たれた旅でした。充電完了!さあ、いざ帰国。


 タイ国際空港に到着すると・・・。ええ~???。成田行きの出発が予定時刻より1時間以上遅れると表示されています。う~ん、困るんだよね。私はその後、千歳まで帰らなくてはなりません。予定通り飛んでも、成田での千歳行き最終便への乗り継ぎまでは2時間。少しでもディレイするともう千歳便に乗り遅れてしまいます。


 もし、もし、仮に千歳便に間に合わなかったとしたら・・・?ようやくタイの地を飛び立った飛行機の中で、私は必死でシミュレーションをしました。すぐに羽田に向かって、羽田⇒千歳の最終便に乗るか?これには間に合うか?これに間に合わなかったら?今日中に札幌に帰れない。そうなったら?東京に泊まって明日の朝一の飛行機で羽田から飛ぶか?明日の仕事は?うわぁ~、OFFで帰り損ねてドタキャンなんか恥ずかしくてできない!何よりプロとして失格。何がなんでも今日中に北海道の地を踏まねば。私の心は千々に乱れます。

 
 成田空港に無事着陸して飛行機のドアが開いたのは、夕方の18:00でした。千歳最終便は18:40発。ここから入国審査⇒荷物ピックアップ⇒税関⇒国内線出発ロビーへ移動という長い長い関門がまだ残されています。間に合うかどうか実に微妙な時間帯です。乗客多いし、あきらめようかな。その時、私のコーチが言いました。「私、石川さんは間に合うと思う。根拠ないけど」。よっしゃ!乗る!


 入国審査までダッシュ。100人以上を抜き去り並ぶ。税関から国内線ロビーまでを全力疾走し、千歳便にかけこみ搭乗したのが18:35。おお!やればできるじゃん!もし、あの時、「もう間に合わないかもね」と言われていたら多分乗れていなかったでしょう。一瞬をためらったら、間に合わない時間でした。コーチっていつも偉大だ!


 いずれにしましても、次からはもっと余裕をもったスケジューリングをしたいと思います。(反省)

とにかく派手!タイのお寺 でかいお釈迦様:寝てはります ビュ~ティフル!

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