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コーチ石川の感動日記

102.一人の力

カテゴリー:日時:2005年12月25日(日)


メリ~クリスマス♪


 コーチングをやっていると、と言いますか、コーチングを学んでいる人たちと一緒にいると、“できないことは何もない”という気持ちにさせられます。私たちが、「難しい」と思っていること、「そんなの自分一人がやったって変わらない」と思っていること、って本当にそうかな?という気持ちになります。


 先月末、私のところに、コーチング講座で知り合ったKさんからメールが来ました。「あやかちゃんを救おう!」という内容でした。鹿島アントラーズのあるサポーターの一人娘、あやかちゃん(11ヶ月)が難病。命が危ない!一刻も早く渡米し、臓器移植が必要。9月には余命数ヶ月と診断され、助けるには1億3千万の費用が・・・。これまでに2200万円が集まっている。協力してほしい。という内容でした。


 はっきり言って、私は野球は好きですが、サッカーにはあまり興味ありません。(サッカーファンの皆さん、ごめんなさい) 鹿島アントラーズのサポーターのお嬢さんなんて、何の縁も接点もありません。私がちょっと募金したところで、1億3千万なんて?! 自分からはとてもかけ離れた話に思えました。しかし、Kさんの熱意ある行動に私も背中を押されました。


 「12月1日、あやかちゃん募金が154679147円に!!」という連絡が入りました。わかりますか?この数字。1億5千万ですよ!わずか1週間の出来事でした。一人ひとりの呼びかけがここまでの結果を創るのか?!「そんなのムリ」と思って動かなかったら、決してできなかったことでしょう。


 岸英光コーチの講座に一緒に通っている鍵谷健さんが今月出版された本が、アマゾンで第一位になりました。鍵谷さんは、この本の印税をすべて寄付する意図で、「ぜひ、アマゾンで“ハリーポッター”を抜いて一位をとりたい!」と全国の講座仲間に呼びかけられました。もちろん私も協力しました。気が付けば、簡単に“ハリーポッター”を抜いて一位になってしまいました。スゴイ!こんなに普通の人が(ごめん、鍵谷さん!)アマゾンで一位をとるって、こんなに簡単なことなんだ。なんかそんな気がしました。(ちなみに、本のタイトルは『「大好き」を仕事にして月収100万円!』〔あさ出版〕です。タイトルもスゴイですよね)


 「一人の力は小さい」と思ってしまいます。「私ぐらいが動いたところで何も変わらない」と。
本当にそうでしょうか。


 いつも“無限の可能性”を見せてくれるコーチング仲間に心から感謝しています。

101.クライアント獲得法

カテゴリー:日時:2005年12月13日(火)

 ここ数年、北海道内でもコーチングを学ぶ人が格段に増えました。北海道に浅い私がこれまで知らなかっただけなのかもしれませんが、「コーチになりたい」という方、「コーチ」と名乗る方も最近周りに多いような気がします。コーチングが確実に浸透していることはなんとも喜ばしいことです。


 コーチ業を開業したての頃、一緒にコーチングを学んだ仲間たちと私もよく「どうしたらクライアントが獲得できるのか」というテーマでコーチングをし合いました。
・「コーチ」という名刺を作って配る
・コーチングのことを書いたパンフレットを作って配る
・キーパーソンに声をかけ、紹介を依頼する
・コーチングセミナーをやってクライアントを募集する などなど
定番で思いつく方法はこのあたりです。このへんでだいたい皆、行き詰まります。
で、いつも私は思っていました。
“名刺やチラシを見てコーチング受けたいと人は本当に思うのだろうか?”。


 先日、私のクライアントさんがこんな話をしてくれました。
「日常会話がすでにコーチングじゃないとダメだと思うんですよ。この人にコーチしてもらいたいとまず思わせないと。チラシ見てコーチング受けたいとは思わないですよね」
なるほど!おっしゃる通り!!
 

 ちなみにこのクライアントさんは、本業はコーチではありません。コーチングを学んではいらっしゃいますが、コーチの認定資格などはお持ちではありません。チラシなどもお持ちではありません。しかし、向こうから「コーチングしてもらえませんか?」と声がかかります。


 コーチになりたい皆さん!(すみません。私自身への問いかけでもあります)
・自分がコーチングを受けて、成果を出していらっしゃいますか?
・自分の夢に向かってチャレンジし続けていらっしゃいますか?
・「この人に話を聴いてもらったら成功しそう!」と思わせる存在ですか?
・「この人と話をしたい。話すと元気になれる」と思わせる存在ですか?


 最近、読んだ本の中で、私にとって大ヒットした言葉があります。
『「何をやるか」ということだけに集中しても成功は手に入らない。学びながら自分を“成功するのにふさわしい人間”にまで高めた時に成功は手に入るんだ。
“成功とは成功する自分になること”』
おお~!しびれました!!


 「コーチングはやり方ではない。あり方だ」と言った師匠の言葉ともリンクしました。

100.アボカドの木

カテゴリー:日時:2005年12月06日(火)


これが種から育てた自慢の「アボカドの木」です


 「感動日記」もいよいよ100話目を迎えました。記念すべき100話目は、この話にします。


 もう4年ほど前のことでしょうか。近所のスーパーでアボカドを買ってきました。皮をむいて、実をお料理に使った後、直径3cmほどの種が残りました。この種をあらためてしげしげと見つめてみますと、実に美しい球形をしています。まんまるです。そのままごみ箱に捨てるのが、急に忍びなくなって、キッチンのシンクの上にポンと置いておきました。


 その状態で1週間ほど過ぎましたが、だからといって、その種がどうなるわけでもありません。それでもなんとなく捨てられなくて、種がすっぽり納まるぐらいの小さな器に水をはって入れてみました。しばらくそのままにしておきましたが、「だからといって、どうなるわけでもないよね」。そんな気持ちになりかけていた頃でした。球のてっぺんにパカッと亀裂が入りました。


 「お!割れるのか?」また、しばらく観察を続けました。日に日に亀裂は大きくなり、ある時、割れ目の間から、小さな芽が出始めました。
「おお!これは、おもしろい。アボカドの芽だ!」。水を替えながら、しばらく観察すること3ヶ月。芽は、細いながらもまっすぐ真上に伸び、そのうち、芽から葉っぱが枝分かれしてきました。そして、種の亀裂の間から今度は根っこらしきものが出始めました。「これはなかなかおもしろい!」。こうして、芽はやがて茎になり、葉はどんどん増え、根も増えました。小さな器ではおいつかなくなって、水栽培用の花瓶を買ってきて移し変えました。


 3年前、京都から札幌に転居する際も、そのまま捨てていく気になれず、花瓶ごと抱えて飛行機に乗りました。札幌でも着々と成長を続けました。やがて、種はどんどん退化し、球状の種はすっかり根っこに変わってしまいました。花瓶では立てていられない状態になり、ついに思い切って、植木鉢に土を入れて植えてみました。水から土への環境変化にも見事に適応。その後もどんどん成長を続け、そのたびに植木鉢も大きなものに替えていきました。


 現在、アボカドの木は、全長1m近くに育っています。まだ、花や実は見られませんが、葉っぱは順調に新陳代謝を繰り返し、大きくなっています。この木にいつか、アボカドの実がなる日も来るのだろうか、そんな希望を抱かせます。このアボカドを種から育てるのに私がしたことといえば、ただ、水を替えること、植木鉢に植え替え、水をやり続けたこと。それだけでした。特別な肥料をやったりはしていません。


 私は思うのです。この球状をした種の中に、茎になるもの、葉になるもの、根になるもの、そして、花になり実になるもの、すべての資源がもともと詰まっていたのです。こんな直径3cmのわずかな種の中に、アボカドになるための要素が最初から全部詰まっているのです。しかし、それをキッチンのシンクの上に置いておいたのでは、アボカドとして成長することは期待できません。種のままで腐っていきます。適切な場所に置いて、水を与え続けることで、ちゃんと芽を出します。アボカドとしての成長を始めます。


 人も同じではないでしょうか。もともと、その人がその人として成長し成功するための資源はその人の中に全部詰まっているのです。足りないものは何もない。もともと必要とするものはすべて持って存在しているのです。この人がどんな花を咲かせるのか、それを見守るコーチの仕事は、私にとってとても刺激的でやりがいを感じます。

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