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コーチ石川の感動日記

110.泣けるほどの喜び

カテゴリー:日時:2006年03月28日(火)

 すみませ~ん。私が多忙を理由に「感動日記」を書けない(書かない)間、代わりに感動体験を寄せて下さる方がいらして嬉しいです。今回も超感動モノです。Kさん、ありがとう!


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 今日、実は帰り道に車の中で泣いてしまうほどうれしいことがありました。いつも(ここ2~3年)関わってきたAという部下。


 締切日に提出物が出せたことがありませんでした。提出物は、事前に主任・課長に提出し文章表現や具体策を明確にするよう手直しされ、記載し提出します。当然、主任・課長の手直しが入るので最低でも期限2~3日前に主任・課長に届きます。しかし、いつも当日、主任・課長に提出・手直し、お尻に火がつき提出・・・というAでした。


 しかし、このたび3/10締め切りのものが今日(3/7)提出されました。内容もなかなか。苦労して学んだ要点が表現できており、しかも来年度の自己目標まで書かれてました。所属長からのコメント欄を記入していたら涙が出てきました。明日、Aに、「A、ちゃんとできたね。すばらしいよ。よく頑張った」と言ってあげようと思います。


 当然できることがAには、就職して約4年かかりました。「?!!」と思われるかもしれませんが結果として「できた」んです。うれしくてうれしくて。明日、Aの顔見たら泣いちゃうかもしれないけどいいんです。ちゃんと伝えてあげようと思います。ありえない親ばかかもしれませんけど私の「誇り」です。


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 部下の成長に涙して喜んだことがありますか? 「え?こんなことで?」と思えるようなことを、上司が自分のことのように喜んでくれたことがありますか?


 先週、東京でお会いしたコーチは、セミナー中のコーチング・デモの時でさえ、クライアント役の方のシフトにうっすらと涙を浮かべられました。私はその姿に心打たれました。目の前の人の前進、成長を泣けるほど喜べる。そんな熱いコーチでいたいとあらためて思いました。

109.最後の桜かもしれない

カテゴリー:日時:2006年03月19日(日)

 札幌の雪どけも進みました。本州では、すでに桜が咲いているところがあるようですね。春まで、もう一息!というところです。


 私が「ナースの中のナース」と、日頃から尊敬するKさんが、こんな手記を送ってくださいました。以前から、看護の傍ら、日々感じたことを書き留めていらっしゃるそうです。
水分制限がある患者さんにそんなことしていいのかい?! でも、本当の看護って何だろう? と考えさせられました。Kさんにご快諾をいただきましたので、掲載させていただきます。


 もし、入院するようなことがあったら、こんな看護師さんにそばにいてほしい、と私は思います。

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 Sさんは、昨年CABG(心臓バイパス手術)をした70代の患者様です。心臓の機能は問題ないのですが下肢にコレステロールによる塞栓が起こり、壊死を起こしています。切断も必要ですが、そうすると心臓が耐えられません。保存・対症療法しかありません。


 そんなSさんが退院し、地元の病院に転院しましたが数ヵ月後、いろいろな科をたらい回しにされ、行き場を失って私の病棟に戻ってきました。正直「なんで?! うちに来たって何もできないのに・・・」そんな気持ちでいっぱいでした。


 朝一で地元の病院でムンテラを受け、到着したのは夕方近くでした。外来で、偶然Sさんに会った時、奥さんの顔を見た途端に「なんで?!」の気持ちは吹っ飛びました。「うちしかないんだなぁ~この人たちには」あきらめとは違う不思議な気持ちでした。


 主治医に「Dr,正直言って‘なんでさっ!’と思ったけど、奥さんのあの顔見たら、うちしかないんだなぁ~。もしかしたら、Sさんの死に場所はここなのかもしれない・・・と思ったよ」と言いました。主治医は、苦笑しながらうなずいていました。


 年齢的なもの・病態的なもの・精神的にもバランスは崩れ、徐々に弱ってきました。当院に一生入院しているのは無理であり、転院先を捜していました。転院先の目途は立ってきましたが、やはりSさんは弱ってきています。はやいとこ転院できても、来年の桜を見せてあげる自信は、私にはありません。せめて、天気のいい今日、桜を見せたい!そう思い、Sさんを誘い半ば強引に外へでかけました。はじめ、ムッとしていましたが、桜を目の前にして「よく、咲いたなぁ~」と目を細めていました。

 
 私は‘花見と言えば・・・(と薬杯を取り出し、オロナミンCを注ぎました)。水分制限があるSさんですが‘内緒だよ’と秘密にしました。「うまいなぁ~。桜を見ながらは又、格別だ」と喜んでくれました。これが最後の桜かもしれない。大好きな家族じゃなくて、私と花見が最後かもしれないと思うと申し訳ない気持ちもしました。でも、この桜を絶対に忘れてほしくない・・・そう思いました。

108.4年後の自分

カテゴリー:日時:2006年03月13日(月)

 4年前の冬、ソルトレークシティで行なわれているオリンピックを私は京都の自宅でコタツにはまりながら見ていました。(おお!そう言えば、コタツなんて、札幌に引越してきてからすっかりお蔵入りですね~) 5月には、結婚で会社を辞めて札幌に引越すことが決まっていました。私にとっては、未知の土地でした。ビジネスの基盤はゼロに等しい場所でした。


 「次のオリンピックの頃、私は何をしているんだろう? どうなっているんだろう? どんな気持ちでオリンピックを見ているんだろう?」 4年後の自分なんて、とてもイメージできず、ただ漠然とテレビ画面を見つめていたような気がします。


 2006年、トリノオリンピックを、私は様々な出張先を転々としながら見ていました。荒川静香さんの金メダルの演技は、山形で見ました。何か不思議な思いでした。札幌にいながら、全国を出張している自分は2002年にはまだイメージできていなかったようです。


 今年3月4日、私はまたたくさんの方がたに囲まれていました。はっきり言って、何をやるのかもよくわからない(?)イベントに、雰囲気はいいのですが決して交通の便がいいとは言えない場所まで、「石川が何かやるみたいだから行ってみよう」と思って集まってくださる方のいる幸せ。「石川が何かしゃべるみたいだから聴いてやろう」と思って耳を傾けてくださる方のいるありがたみ。そんなことは全くイメージできていませんでした。そして、私以上にこのイベントを成功させるために動いてくださった方たちのあたたかい存在。山口文子さんという、私の言葉足らずな想いを瑞々しい感性でトリミングしてくださる最強のパートナーの存在。我が身の幸せをひしひしと感じた1日でした。


 4年後は、バンクーバー!でしたっけ? 私はどこで何をしているのでしょうか? どんな想いでオリンピックを見ているのでしょうか? この4年でわかったことは、
「4年あれば、そうとうのことがやれる」ということと、
「出逢えた方がたの存在で自分の道が開ける」ということです。


 皆様、本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。


好き勝手しゃべりました!

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