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コーチ石川の感動日記

121.こんな仕事がしたい

カテゴリー:日時:2006年08月27日(日)

 今年は北海道も暑い夏でした。その熱さに拍車をかけたのが、夏の甲子園、駒大苫小牧高校の活躍でした。8月は7月より北海道にいることが多かったのですが、大事な決勝戦の日を私は東京で迎えていました。
「こんな日に、北海道の地にいて、道民一体となって応援しなくていいのか?!」
道民歴浅い私でもそんな気持ちになりました。


 夕方、研修室を出てから知らされました。「勝負がつかず、再試合だそうですよ」。
ありがとう!私のために、明日もう1回、決勝戦をしてくれるのね。再試合は、最後までテレビにはりついて見届けました。9回に中沢君が2ランを打って1点差に迫ったときは、鳥肌が立ちました。君たちはまだあきらめないのか?! 最後はもう感動で号泣です。もう十分です。よくがんばった。準優勝おめでとう。感動ありがとう。


 3回戦、青森山田戦、私がテレビをつけたときは、7-1で負けていました。この数字だけを見たとき、誰しもが思ったでしょう。「今年は負けたね」。誰もが不可能だと思える6点差を逆転して勝っていく選手たちから、何も感じなかった人はいなかったと思います。


 「北海道の高校は甲子園で勝てない」。北海道民560万のこの意識を、この数年で、駒苫の選手たちは根こそぎ変革しました。「北海道の高校は強い」。今は誰もがそう思って、テレビを観ています。私もこういう仕事をしてみたいと思います。自分の仕事を通して、より多くの人の、それこそ万の単位の人の枠組みを変える仕事です。


 研修やコーチングの仕事を通して、つくづく感じます。自分の価値、能力に気付いていない人が多すぎる。「自分にはできない」、「自信がない」、「難しい」、「無理」。それは本当ですか? 本当に本当~にできないことですか? 人は本来、無限の可能性を持った存在です。自分がやりたいと思ったことは必ずやれる力を持って生まれてきています。あなたのお財布の中には、もともとものすごい大金が詰まっています。なのに、なぜ、確かめもしないで、「お金がないから使えない」と思ってしまうのですか? せっかく持っているのに、使わないともったいないでしょ。せっかく持っている力を発揮しないともったいないでしょ。このことを「自分にはできない」と思っている万の単位の人に伝えたい。そのために今日の私の仕事があります。


 今回、出版したDVDにはそんな想いを込めました。同じ想いを共有してくださった丸山陽子社長のメッセージと共に、より多くの方の意識に届くことを意図しています。

120.ひとことの威力

カテゴリー:日時:2006年08月13日(日)


仙台で七夕祭に遭遇しました。ラッキーでした。


 札幌も今年は暑い夏です。が、出張から戻るたびに、「札幌はさわやかだな~」と実感します。昼間少々暑くても、この暑さに「がんばれ!」と応援してしまいたくなります。厳しい冬の寒さを思い浮かべると、暑さも愛おしく思えるものです。


 今月も研修を通して、多くの方がたとの出会いに恵まれました。ある企業様で、コーチング研修をやらせていただきました時、直接質問に来てくださった管理職の方がいらっしゃいました。


「あの、ちょっとうかがっていいですか。石川さんは、休憩の後、研修を再開される前に“よろしくお願いします”っておっしゃいますよね。で、我々も『よろしくお願いします』って言った後、必ず“ありがとうございます”っておっしゃいますよね。あれって、何かの戦略があってなさっているんですか?」


 ほぅ、これは、なかなかおもしろいフィードバックと質問です。いやぁ~、よく観察なさっているなと驚きます。自分ではほとんど認識できていない類のことです。
“ いえいえ、戦略だなんて。何もないです。・・・そうですね、私は嬉しいんだと思います。こちらが挨拶をしても返してくださらない場合もあるんです。挨拶をして返してくださったら、皆さんに受けとめてもらえたなという感じがして、嬉しくて、ありがとうございますって言ってしまっているんでしょうね”


「そうですか。いや~、毎回、ありがとうございますって言われると、よし!この時間もがんばろう!と気合いが入るんですよね。何か受講生のモチベーションを上げるための戦略があるのかと思ってしまいました。いえ、私もミーティングでやってみようかと思いましてね」
“へぇ~~、そうですか~。そんなところまで聴いていてくださって嬉しいですね。ありがとうございます”


 どんなひとことが相手の心に響くのかわからないものです。無意識に発した言葉が、動機付けになったりもしているわけです。おもしろいなと思います。そして、それを感じ取れる感性の高さに敬服します。


 仙台出張の帰り、千歳行き最終便に乗りました。機長がこんな挨拶をなさいました。
「皆様、本日は千歳最終便にご搭乗いただきまして、まことにありがとうございます。本日も一日お仕事たいへんお疲れ様でございました。・・・」
一日中立ち通しだった足の痛みを感じながら、今日も無事研修を終え、ほっとしてシートにもたれている私には、じぃ~んと響いた言葉でした。たしかに何気ないひとことの力って大きいと感じます。

119.アイスブレイクの力

カテゴリー:日時:2006年08月02日(水)



 すみません。ご無沙汰していました。(←最近、挨拶代わりです) 気がつけば8月。7月は私の講師人生始まって以来のハードスケジュールでした。ようやくさわやかな札幌に帰ってきた!そんな気分です。フルマラソンを走り抜けた後の(走ったことはありませんが)爽快感を味わっています。この1ヶ月で出会えた数百名の皆様に心から御礼を申し上げます。


 連日の研修、講演において、どんな状況でも私が欠かさずやることがあります。丸1日の研修であっても、たとえ1時間の講演であっても必ずやります。『アイスブレイク』です。受講者である皆さんと講師である私の緊張感をほぐすためのコミュニケーションです。やり方はいろいろあります。


「はい。このことについてちょっと隣の方としゃべってみてください!」
「隣の方とペアを組んで、インタビューし合いましょう」
「グループの中で、一言ずつ自己紹介しましょう」
「この会場の中を自由に動き回っていただいてけっこうですから、出会った方と挨拶してみてください」等々・・・。


 これをするのとしないのとでは、その日の研修の出来が格段に違うのです。私の指示で、皆さんが戸惑いながらも、隣の方と話し始められると、私もほっとします。あぁ、よかった。これで今日もうまくいく。一通り、全員の方が声を出してくださったところで、私は皆さんに問いかけます。
「どうですか? 今のこの会場の空気は? さっき始まったときのこの部屋の雰囲気と比べてどうですか? 何か違うと思いませんか?」


 そうすると、皆さんは一様に、「あれ?」、「ほぅ、そういえば」、「たしかに」。安心の笑みを浮かべられます。こんな時、人ってホントにスゴイ!と思います。空気の色が変わったわけでも、匂いが変わったわけでもありません。目には決して見えません。でも、あきらかに空気が違うのです。そして、「違う」ということに皆が気づけるのです。皆さんとコミュニケーションをとった後の空気は、格段にあたたかく柔らかく居心地が良いものになっています。この空気の中で講義に入らないと、学びや気づきが起きにくいのです。緊張や萎縮の中からは、良い結果は生まれません。


 アイスブレイクの後、毎回、実感します。コミュニケーションってスゴイな。人ってスゴイな。私たちは、居心地の悪い空間を「隣の人に声をかける」ということだけで、いとも簡単に変える力を持っているのです。だから、職場の空気を変えることだって、そんなに難しいことではないのだと確信します。私たちにはもともと「コミュニケーション」という魔法が使えるからです。

出張のついでに・・・ 旭山動物園など行きました 海霧で何も見えず・・・、寒い

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