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コーチ石川の感動日記

139.治すのは誰?

カテゴリー:日時:2007年06月30日(土)


雨が降っているとは思えない美しさ:宮古島の海


 那覇と宮古島で、初めてコーチング講座をさせていただきました。沖縄の皆さんはとてもあたたかく素直に前向きに受けとめてくださいました。美しい海の青さや情緒ある三線の音色以上に、人のあたたかさに癒されました。


 ご縁があって、那覇で整体を受けました。コーチングを学んでいらっしゃる整体師、川満豊さんの整体院:康復療術院は、空間そのものもがすでに「癒し」なのですが、やはり、そこにいらっしゃる川満さんご夫妻の存在に癒されます。


「以前、アドバイスされたことで何か続けていらっしゃることってあります?」
川満さんからいきなり質問されます。
“う~ん、、、ないですね”(そうだな、いつも整体してもらって終わり!って感じだな。何もやってないじゃん、私)←すでに気づきが・・・
「肩コリの原因って何だと思います?」
“そうですね~、、、パソコンかな。毎日数時間は向かうんですよね。・・・あとは、・・・”
(普通、原因って整体師さんが指摘してくれますよね?)
「こるたびにマッサージを受けるっていうのでよければ、それでもいいと思うんですけど、石川さんはどうなりたいですか?」
「改善するためにできそうなことって何かありますか?」
「他にありますか?」


 質問されると考えます。自分の身体のことを訊かれているので、身体に訊いてみようとします。
!! ここで、私に今までにない気づきが起きました。
私は、今まで整体院に行くとき、
“ 先生、肩こってるんです。しんどいんです。なんとかしてもらえませんか!”という気持ちで行っていたことに気づきました。完全に受け身です。でも、よく考えたら、先生がなんとかしてくれるんじゃなくて、治すのは自分ですよね。“先生、なんとかして!”というところにいる以上、何も変わらないんじゃないか、というところに思い至りました。


 そこでまた、新たな気づきが!
私は、どこかで、“私がコーチングしてあげれば”と思って、クライアントさんに向かい合っていた瞬間がなかったか?!
「答えはこの人の中にある」
「この人には無限の可能性と目標を達成する能力がある」
と書いた紙が私のデスクの前に貼ってあります。
そうは言っているけど、本当に本当にいつも心の底から「相手が」達成するというところに立ちきっているだろうか???


 川満さんの立ち位置は、見事なまでに「相手の中に答えがある」でした。衝撃的でした。およそ「癒し」に携わる人は、口では「あなたの中に・・・」と言いながら、「私がなんとかしてあげる」というところに立っているような気がします。それが相手をいつまでも受け身にしています。やはり、立ち位置。


 大切な気づきでした。川満さん、ありがとうございます。

屋根の上にシーサー 神秘的な宮古の海 川満さん、主催者:浜島さんと

138.なぜ強い?

カテゴリー:日時:2007年06月06日(水)

 北海道日本ハムファイターズが好調です。シーズン始まってから、借金8、リーグ最下位という時期もありましたが、気がつけば、貯金8、2位浮上です。交流戦に入ってからも未だ負けなしの13連勝中です。


 6月に入って、ようやく札幌ドームでの観戦が叶いました。この日勝てば、10連勝という試合でした。
「負ける気がしない」そんな空気が札幌ドーム内に始終漂っていました。選手も、ファンも。9回表でちょっとドキドキした試合でしたが、「今日も勝てるな」と思って観ていました。「勝てる」と思っていても、実際10連勝の瞬間に立ち会えた喜びはひとしおでした。

 開幕前から、「小笠原、新庄の抜けた穴をどう埋めるか」と言われ続けました。「穴って、ファイターズにあったんだろうか?」そんな気さえします。かつて、白井一幸ヘッドコーチが、「いつか、“たまにはファイターズが負けるところも見てみたい”、と言われるようになると思います」とかなんとかおっしゃっていたことがありましたが、今、本当にそんな心境です。なぜ、負けないんでしょう? ホームランの数も12球団の中で一番少ないし、打率もめちゃめちゃいいわけではありません。


 ただ、ファイターズの選手の皆さんは、本当に野球を楽しんでいるように見えます。のびのびワクワクしながら野球をしているのが、観ていて伝わってきます。「負けたらどうしよう?負けるかもしれない」という萎縮も、「何が何でも勝たねばならぬ」という気負いも感じられません。そして、特に若手選手の成長を実感させるチームです。このチームは本当に丹精込めて選手の技術とマインドを育成してきたのだと感じ入るところがあります。


 「何をやっても育たない社員は辞めさせてしまえばいい」とおっしゃる経営者の方にお会いすると、ガックリします。そういう社長のためにがんばろうと社員は思えるでしょうか。この会社で成果を上げようと思えるでしょうか。


 白井ヘッドコーチのご著書『メンタル・コーチング』の中のこのクダリに心打たれます。


【私たち指導者は、試合開始のスタートに立った選手に対しては、もはや技術や体力を与えてやることはできない。そこで与えられるのは限られた言葉しかないのだ。せっかく手塩にかけた選手がスタートラインに立つのだ。下手なプレッシャーをかけることではなく「おまえなら絶対にできるぞ、自信もっていけよ!」と、激励して送り出すに越したことはないのだ。】

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