コーチ石川の感動日記

208.困っても困らない

「感動日記」再開します!と言いながら、

また、あっという間に、時間が過ぎていきます。

おかげさまで、今年も元気に、全国を動いています。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

それにしても、この冬は、札幌も尋常ではない

積雪と低温に見舞われ、冬の醍醐味を、

これでもか!というぐらい満喫しています。

 

日頃、かなりの頻度で、飛行機移動をしていますが、

めったに欠航に遭遇しない私も、今シーズンばかりは

さすがに、逃れられませんでした。

 

昨年、年内最後の出張から帰ってくる日に、

道内大荒れで、新千歳空港にはまったく降りられない

という事態に出くわしました。

 

この事実を知ったのが、長崎空港。

羽田で乗り継ぐ便が、終日欠航だというのです。

明日以降も、羽田→千歳便はすべて満席とのこと。

さて、どうしましょう?

いつになったら帰れるのでしょう?

 

ふと、思いついて、

「伊丹経由ではどうですか?」と、カウンターで

提案してみました。

幸い、伊丹→千歳便は、明日、席があるとのことで、

当初の「長崎→羽田→千歳」を

「長崎→伊丹→千歳」に変更してもらって、

この日は、大阪で1泊することにしました。

 

ところが、翌日、どうやら、新千歳空港から

札幌市内までの交通も麻痺しているという話。

急いで帰っても、向こうで足止めを食らうのは、

なんだか嬉しくありません。

 

せっかく、予定外に、大阪に来れたのだから!

と、気分を換え、もう1泊大阪に泊まることに

しました。

幸い、年末近くで、もう講演や研修の予定は

ありません。

コーチングは、携帯電話があれば、どこでも

できます。

 

ホテルで、コーチングのお仕事はしながら、

思いがけず、大阪での時間を楽しむことができました。

観たいと思っていた映画まで観ることができました。

 

最終的に、千歳へ帰る日、

大阪空港のカウンターで、私のイレギュラーな

予約変更履歴を確認しながら、職員さんが、

「このたびは、たいへんなご旅程でしたね」と

ねぎらってくださいました。

私から出た返答は、

「皆さんのほうこそ、ご対応がたいへんだった

ことと思います。お疲れさまでした。私のほうは、

おかげさまで、大阪でのクリスマスを堪能しました」

 

思えば、このような発想は、かつての私には

まったくないことだったように思います。

「え〜!欠航なの?どうして、帰れないの?

もう、どうしたらいいの?宿泊費も余計にかかるし。

あ〜!私はついていない。最悪だ!」

というのが、いつもの思考パターンだったような

気がします。

 

今回は、「欠航ですか〜!そうですか〜!

どうしましょうね〜?

こうしてみたらどうでしょう?

じゃあ、それで!お願いします。

あ、せっかくだから、もう少し楽しんでから

帰ることにしますね!」

 

自然と、この思考になって、起きていることを

存分に楽しんでいました。

困る事態でも、ちっとも困らない。

というのか、

イライラするより、おもしろがれる。

 

こういう時に、コーチングに出会って、

私はこんなふうに変わったんだな〜

としみじみ自覚します。

 

これからも「何が起きても、私は困らない!」

という自信があります。

これこそ、究極の自己肯定感ではないでしょうか?!

 

そんなこんなで、今年も、起きてくることを

存分に楽しみたいと思います。

懲りずに、おつきあいいただけますと幸いです。

 

 

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【雪だるまも埋まる札幌です】

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