コーチ石川の感動日記

15.コーチが元気な理由

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とにかくみずみずしく美しいグリーンです

札幌は、今、本当に新緑がまぶしい季節です。私は思うのです。札幌は、本州よりも何倍も陽の光がまぶしい所だと。若々しい葉っぱを透かして太陽が降り注ぐ様子は、もう、むちゃくちゃ!感動的な光景です。この一点だけをとっても、“札幌に来てよかったな~”としみじみ幸せな気分に浸れてしまうこの頃の私です。

 さて、私が“ナイターに行きました”というお話を書きましたら、いつも読んでくださっているSさんからも、またまた興味深いメールをいただきましたので、ご許可をいただき掲載してしまいます。Sさんの研ぎ澄まされたコーチの感覚に、思わず感嘆です。Sさん、楽しくて深いメール、ありがとうございました。

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石川コーチへ

こんにちは。
実は私も感動日記の愛読者です。
いつも楽しみにしてます。

(中略)

昨日、日ハム対ダイエー見てきました。
新庄も小笠原もホームラン打ってたし、点数も入って面白い試合でした。球場での観戦の醍醐味はやはり、野次を飛ばしているおっさんたちですよね。

昨日もおっかしなおじさんが2人いて、それに女の子も2人(友達同士のようでした)いて、これがまたパワフルで、おっさん2人より目立っていました。

そこでわたし、すごい勉強させてもらったんです。
大体のおっさんたちは、ダメだしばかりで、審判に文句言ったり、ピッチャーに文句言ったり、まっ普通の野次のおじさんなんですが、この女の子たちは違うんです。メインの1人が特に凄くて、ダイエーのバッターが打ってファールになったら、普通は討ち取れないことに文句がでるのに、ファールにするだけ威力のあるボールをなげたとほめるんです。フルカウントで何球もファールになっても、“あと1球だよ。大丈夫”とか言うし、フルカウントでファールが続くと、“なんだよお”って気持ちになるのに、その子は、“いいよいいよ,OKだよ”みたいなこと言うんですよ。

これは、コーチングだ!! と思いました。野次ではなくて、肯定的な掛け声なんですよ。
最初はすんごいオネーチャンだなと思っていたんですが、
(バックネット左端の中継している高さ位からマウンドまで聞こえそうな声なんです)
途中から、その子の掛け声を聞きながら、“こんなときはこー言えば良いんだ”とか、“こんな応援もあるんだ”とか、思っちゃいました。
思わぬところで、思わぬお土産を手にしました。

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 「だいじょうぶ、だいじょうぶ!」,「いいよ、いいよ!」 この一言が、次の好プレイを生むのです。そして、言葉は反射します。自分が発した言葉は必ず自分に返ってくるようです。マイナスの言葉を発するとマイナスの影響が、プラスの言葉を発するとプラスの効果が発生するようになっているようです。だからなんだと思います。私がこんなに元気なのは。コーチになってから病院に行ったことがありません。(※「仕事」は除いて)

 今週も、札幌ドーム、行きますよ~!。(「だから、ナイター行く暇あったら、うちの企画書も早く出してくださいよ」 “はい、決して忘れているわけではありません・・・。コーチは常にエネルギーをチャージして、いい仕事をするんです”)

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早口言葉で→『紫ライラック』
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『白ライラック』
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『ピンクライラック』

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