コーチ石川の感動日記

154.誇りを持てる仕事

ニュース

image159_1
梅雨明けの那覇:青い空と青い海

 すみません。6月は1回も書きませんでしたね。ご無沙汰しております。「感動」は毎日起きているのですが、最近は、連載原稿の執筆のほうがどうしても優先されてしまいます。

 洞爺湖サミットが目前に迫り、我が家の近所は、出張から戻ってくるたびに警察官の方が増えていきます。四つ角ごとに立っていらっしゃるので、ものものしい感じです。こちらにはやましいことは何一つないのですが、なんとなくおまわりさんの姿を見ると緊張してしまうものです。

 ところが、職業病なのでしょう。横断歩道で信号待ちをしている時に、気さくに挨拶されたりすると、条件反射でにこやかにコミュニケーションをとってしまう私です。「なんだ、怖い人じゃないんだ。いい人だった!」。にわか、おまわりさんに親しみを覚えます。こうして日頃、接する機会が少ない警察官の方のお仕事ぶりを見ていると、とても親切で使命感あふれる方が多いことに気づかされます。

 今年も、学校から呼んでいただくことが非常に多いです。PTAの行事、先生がたの研修。まず、校長室に通していただいて、校長先生、教頭先生とご挨拶させていただきます。どの先生も気さくで意欲的な先生ばかりです。研修でお会いする先生がたも、学校教育の専門家ではない私の話に、終始、素直に耳を傾けてくださいます。「最近の教師は・・・」と危惧されることが、こうして学校にうかがうようになってからは不思議でなりません。こんなに魅力的な先生がたばかりなのに!

 先日、道内のある高校で、全校生徒の皆さんにお話しさせていただく機会がありました。寝ている子、私語をしている子、心ここにあらずの子、いろんな生徒さんがいます。どこまで受けとめてもらえたのか確信はありません。でも、「みんなにはやりたいって思ったことをやれる力がもうあるんだよ」という話をしてきました。と、私のコーチに報告をしたら、コーチがしみじみこう言ってくれました。
「あなた、本当~にいい仕事してるね。貢献してるね。本当にいい仕事だね~!」
思わず、涙が出ました。
 
 自分の仕事を「いい仕事だ!」と認めてくれる人がいる。自分が力を注いでいることをわかってくれる人がいる。これはスゴい力づけです。警察官や教師の不祥事が報道されると、私たちはすべての関係者がそうなんじゃないかと見てしまいがちです。でも、そんな人ばかりじゃない。自分の仕事に誇りを持っている人たちがたしかに身近に存在します。そして、皆が誇りを持てたら、きっと不祥事は起こらないでしょう。真摯に取り組んでいる人たちがもっと承認される文化があれば、世の中もっと変わるんじゃないかと最近思います。

一覧に戻る