コーチ石川の感動日記

103.スペースクリアリング

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札幌、寒いです。毎日、氷点下です。

 「風水」に“スペースクリアリング”という言葉があるそうです。私はあまり関心がないもので、詳しいことはわかりませんが、“要らないものを捨てるとその分の空いたスペースに幸運が入ってくる”というようなことだったと記憶しています。

 昨年は、本当に忙しい一年でした。気がつけば、家の中で掃除、整理整頓の行き届いていない所だらけ。恥ずかしながら白状しますと、最後の数ヶ月は、「コーチ」という自己基盤を高める仕事をしている人とは思えない有様でした。

 松下幸之助さんが、松下政経塾を作られたときに、塾生にまず掃除をさせたというお話があるそうです。「掃除をしてくださる方がいらっしゃるのに、どうして我々も掃除をしなくてはならないのですか?」というようなことを塾生の一人が幸之助さんに訊ねたそうです。幸之助さんの答えは、「自分の身の回りを治めることができない者に国を治めることはできない」。たしかこんな話だったような気がします。

 空き巣や殺人事件に見舞われた現場をいくつも検証してきた警察官の方がたが、「そういえば・・・」と思い返してみると、そういうことが起こる家にはある共通点があるらしい、というのです。「あの家の台所はすごく汚かった」、「そういえば、あの現場も・・・」。不思議と水回りがとにかく汚い家ばっかりなのだそうです。

 そうだ!掃除だよ、掃除。何はさておき、まず、掃除。この年末は、クリスマスのあたりから、我が家は大掃除モードに入りました。家の重量が4分の3ぐらいにはなったかと思います。かなりの量の要らないものを捨てました。引き出しという引き出しを開けて、見えないところまで整理整頓しました。

 すると、不思議です。年末になってから、新しい仕事の話が来るのです。しかも、常々、「そういうことをぜひやってみたかったんです!」というものばかりです。(すみません。企業秘密なので今は詳しく語れません) 今年は、またおもしろい年になりそうです。
スペースクリアリング!いいかもしれません。やみつきになりそうです。

 「ホントにそんなことあるの?」 あれこれ理屈をこねず、ツベコベ言わずにまず実践!
今年もこれでいきます。

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