コーチ石川の感動日記

74.1対1の向こう側

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今年はまだまだ寒い札幌の春~

 「最近、周りから『変わったね』って言われるようになったんですよ。自分でも、変わったかなと思えて。そうすると、メンバーの皆も変わってきたような気がするんです。私が楽にやれると皆も楽になれるっていうか・・・」
「石川コーチに送ってもらったコピー、すごくいい話だなと思って、もう10枚ぐらいコピーしてお客さんに配っちゃいました。すごく喜ばれました」
「コーチング受けた日は、子供の話、聴けるんですよね。きっと自分が聴いてもらえたからキャパができるんでしょうね。子供もよく話すようになりました」

 毎日、毎日、クライアントさんはいろんな報告をしてくださいます。コーチングはしょせん1対1のコミュニケーションだと思っていました。やりがいはものすごく感じますが、それだけに時々もどかしくもなります。もっともっとたくさんの人をコーチングしたいのに、自分の身体と時間には限界がある。

 でも、最近、1対1の向こう側に、ものすごくたくさんコーチングによる恩恵を受けている人が見えるような気がします。私が一人のクライアントさんと向き合っていることで、この人の後ろにある様々な環境、人間関係が大きく変わるのだと実感します。目の前の人が、前進することで、この人の周りの人が影響を受ける。そんな世界はたしかにあります。

 今日のコーチングでまた、クライアントさんの大きな成果を確認できました。こちらが力づけられたような、嬉しいあたたかい気持ち。いい気分のまま外出しました。西11丁目の駅前で知らないおばあさんに道を訊かれ、ものすごく愛想よく道案内をしている私がいました。そういえば、社長にほめられた時は、お客様にも必要以上に丁寧に接してしまうと言っていた人がいました。阪神が負けた翌日はずっと機嫌が悪い上司がいました。(あ、これはちょっと違う話?) コミュニケーションは1対1が基本。でも、一人が何か変化を起こせば、その人が出会う人にも影響を与えていくことは可能なんですね。

 私がコーチングしているクライアントさんの向こう側には無限の世界がつながっている。私はそんな不特定多数の人にも働きかける仕事をしているんですね。そのことにあらためて感動を覚えるこの頃です。

 気合い入れていきます!

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