コーチ石川の感動日記

75.感動のおすそわけ

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ようやく陽射しがあたたかくなりました~

 ようやく札幌もあったかくなってきました。でも、家でデスクワークをしているときは、フリースを着ています。本州ではあり得ないことですよね。

 さて、大手企業の社内コーチ:Sコーチから近況報告メールをいただきました。いただいた直後に、思いがけず、実際にお会いすることができました。コーチとしてますます前進なさっているご様子が、オーラを通して伝わってきました。Sコーチの感動を皆さんと共有化させていただきます。

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近況報告を二つ。昨日のスポーツ新聞に目がとまり、思わず感動してしまいました。「ニューヨークヤンキースの11日前は地獄だった・・・。開幕から11勝19敗。開幕から30試合目の成績としては39年ぶりの泥沼スタート。オーナーが『責任はトーリ(監督)とキャッシュマン(GM)にある』と粛清をにおわす発言もしていた。しかし、そこから脅威の快進撃が始まる。実は開幕直後から続くチームの不振にも、トーリ監督が一貫して使っていた【魔法の言葉】があった。『私は彼らの力を信じている』・・・どんなにひどい試合をしても借金が増えても、監督の言葉に変わりはなかった」

「そう。コーチングは相手を信じることから始まるんだ」と再確認。

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一昨日、社内のコーチング推進委員会での出来事。委員会が独自に作った「コーチングカルチャー度アセスメント」を全社員に実施してもらい、その感想をシェアしていた時にメンバーの女子社員の発言。
「アセスメントを実施した時、社員の一人から『自分はコーチングなんて機能しないと思っている』と言われショックでした。でも、社員が10人いれば10の個性があります。私はこの否定的な発言をした社員の意見も尊重したいと思います」

「う~ん。すばらしい許容力」と心の中でそのメンバーに拍手喝采!

私も最近、ようやく感動を積み重ねることができるようになってきました。(・・・ように思います。)石川コーチのおかげです。

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 う~ん、トーリ監督の言葉、選手はやる気になれますよね。「『信じる』ことは能力だ」と言ったコーチもいました。私たちコーチの能力は、結果が出ないプレーヤーをどこまで信じぬくことができるのか、ということなのかもしれません。
『コーチがクライアントの可能性を信じることができなくなったら、コーチは自らコーチを降りなくてはならない』。私のコーチからもらったこの言葉を私はいつも大事にしています。

 そして、この女性社員の方もすばらしいですね。「人は一人ひとりみんな違う」。違う強み、持ち味を活かし認め合うことで、より飛躍的な成果が生まれるんですよね。いろんな意見があって当たり前ですよね。「自分の意見を尊重してもらえた」と感じたとき、人は、はじめて相手の意見にも耳を傾けられるようになるのではないでしょうか。

 Sコーチ、すばらしい感動、ありがとうございました。

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